HOME ニュース、海外

2021.09.26

土方英和が2時間11分47秒で日本勢トップの9位 男子はアドラ、女子はゲブレシラシエが初優勝/ベルリン・マラソン
土方英和が2時間11分47秒で日本勢トップの9位 男子はアドラ、女子はゲブレシラシエが初優勝/ベルリン・マラソン

ベルリン・マラソン(ドイツ)が26日に行われ、グエ・アドラ(エチオピア)が2時間5分45秒で優勝した。2年前の同大会を世界歴代2位の2時間1分41秒で制した39歳のケネニサ・ベケレ(エチオピア)は2時間6分47秒で3位。日本勢最上位は土方英和(Honda)で2時間11分47秒の9位だった。

日本歴代5位の2時間6分26秒をマークした2月のびわ湖毎日以来、3度目となるマラソン挑戦となった土方。かつて何度も世界記録が生まれた高速コースで果敢に挑み、最初の20kmを59分05秒と日本記録(2時間4分56秒)を上回るペースで推移。しかし、暑さもあってか後半に失速し、自己記録の更新とはならなかった。

他の日本勢は村本一樹(住友電工)が2時間14分11秒で14位、藤本拓(トヨタ自動車)が2時間14分18秒で15位と、ともに2時間7分台の自己記録からは大きく遅れた。

先頭集団は世界新ペースで前半を折り返したが、暑さもあって徐々に耐久戦の模様に。その間に中間点で1分半近く遅れていたべスウェル・エゴン(ケニア)が終盤に追い上げ、アドラとの一騎打ちとなった。40km付近でスパートを放ったアドラが突き放し、4年前に準優勝だったリベンジを達成。エゴンは2時間6分14秒で2位だった。

女子のレースは初マラソンとなったゴティトム・ゲブレシラシエ(エチオピア)が2時間20分09秒で制した。

■土方英和のマラソン全成績
20年3月 東京   2時間9分50秒(28位)
21年2月 びわ湖  2時間6分26秒(2位)
21年9月 ベルリン 2時間11分47秒(9位)

ベルリン・マラソン(ドイツ)が26日に行われ、グエ・アドラ(エチオピア)が2時間5分45秒で優勝した。2年前の同大会を世界歴代2位の2時間1分41秒で制した39歳のケネニサ・ベケレ(エチオピア)は2時間6分47秒で3位。日本勢最上位は土方英和(Honda)で2時間11分47秒の9位だった。 日本歴代5位の2時間6分26秒をマークした2月のびわ湖毎日以来、3度目となるマラソン挑戦となった土方。かつて何度も世界記録が生まれた高速コースで果敢に挑み、最初の20kmを59分05秒と日本記録(2時間4分56秒)を上回るペースで推移。しかし、暑さもあってか後半に失速し、自己記録の更新とはならなかった。 他の日本勢は村本一樹(住友電工)が2時間14分11秒で14位、藤本拓(トヨタ自動車)が2時間14分18秒で15位と、ともに2時間7分台の自己記録からは大きく遅れた。 先頭集団は世界新ペースで前半を折り返したが、暑さもあって徐々に耐久戦の模様に。その間に中間点で1分半近く遅れていたべスウェル・エゴン(ケニア)が終盤に追い上げ、アドラとの一騎打ちとなった。40km付近でスパートを放ったアドラが突き放し、4年前に準優勝だったリベンジを達成。エゴンは2時間6分14秒で2位だった。 女子のレースは初マラソンとなったゴティトム・ゲブレシラシエ(エチオピア)が2時間20分09秒で制した。 ■土方英和のマラソン全成績 20年3月 東京   2時間9分50秒(28位) 21年2月 びわ湖  2時間6分26秒(2位) 21年9月 ベルリン 2時間11分47秒(9位)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.10.14

細谷恭平が2時間7分20秒で6位 定方俊樹8位 コリルが歴代6位の2時間2分44秒でV/シカゴマラソン

10月13日、第46回シカゴ・マラソンが米国の当地で行われ、男子では細谷恭平(黒崎播磨)が2時間7分20秒で日本人最高の6位に入った。 細谷はスタートから先頭集団でレースを進め、5km14分45秒前後と2時間4分を目指せ […]

NEWS チェプンゲティチが2時間9分56秒!! 女子マラソン初の2時間10分切り達成!世界記録を2分近く更新/シカゴマラソン

2024.10.14

チェプンゲティチが2時間9分56秒!! 女子マラソン初の2時間10分切り達成!世界記録を2分近く更新/シカゴマラソン

シカゴマラソンが10月13日、米国の当地で行われ、女子のルース・チェプンゲティチ(ケニア)が2時間9分56秒で優勝。女子として史上初めて2時間10分を突破するとともに、23年のベルリンにティギスト・アセファ(エチオピア) […]

NEWS くらよし女子駅伝は薫英女学院Aが1時間8分58秒で5年ぶり制覇 2位は豊川A、3位は前回Vの立命館宇治

2024.10.13

くらよし女子駅伝は薫英女学院Aが1時間8分58秒で5年ぶり制覇 2位は豊川A、3位は前回Vの立命館宇治

南部忠平杯第39回くらよし女子駅伝は10月13日、鳥取・倉吉市営陸上競技場を発着とする5区間21.0975kmで行われ、薫英女学院A(大阪)が1時間8分58秒で5年ぶり3回目の優勝を果たした。 同日開催の日本海駅伝と同じ […]

NEWS 高校駅伝前哨戦の日本海駅伝 洛北Aが中盤で主導権握り初優勝 2位は全国V・佐久長聖A

2024.10.13

高校駅伝前哨戦の日本海駅伝 洛北Aが中盤で主導権握り初優勝 2位は全国V・佐久長聖A

第44回日本海駅伝は10月13日、鳥取・倉吉市営陸上競技場を発着点とする7区間42.195kmで行われ、洛北A(京都)が2時間5分45秒で初優勝を遂げた。 大会は女子のくらよし女子駅伝とともに毎年この時期に行われ、全国か […]

NEWS 多田修平100mで10秒22「もどかしい感じやけど、エコパでは調子上げていこう!」

2024.10.13

多田修平100mで10秒22「もどかしい感じやけど、エコパでは調子上げていこう!」

10月13日に行われた熊谷市選手権男子100mに、21年東京五輪代表の多田修平(住友電工)が出場し、10秒22(+1.3)で優勝した。 今季の多田は、4月下旬の織田記念100m予選で右ふくはらぎを肉離れ。パリ五輪出場を目 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年11月号 (10月11日発売)

2024年11月号 (10月11日発売)

●ベルリンマラソン
●DLファイナル
●インカレ、実業団
●箱根駅伝予選会展望

page top