2021.06.19
第53回全日本大学駅伝(11月7日)の関東学連推薦校選考会が6月19日、神奈川・相模原ギオンスタジアムで開催された。1組各校2人ずつが10000mレースに出走し、4組8人の合計タイムで争われ、東京国際大がトップ通過を果たし、3年連続の伊勢路切符を手にした。
東京国際大は1組終了時で総合16位とスタートダッシュでつまずいたものの、2組で堀畑佳吾(3年)が3着、冨永昌輝(1年)が7着と健闘して通過圏内の7位へ浮上。3組目でも順位をキープすると、最終組では留学生と日本人エースが躍動した。
イェゴン・ヴィンセント(3年)が選考会歴代最速の27分50秒65で1着を占めると、丹所健(3年)が日本人2番手の28分39秒60で8着。3組終了時で1分49秒もの差があった國學院大ほか6校を『ごぼう抜き』し、総合3時間56分39秒39で2年前に続くトップでの伊勢路行きを決めた。
総合2位は東京国際大からわずか8秒差で國學院大。3位の法大、4位の拓大は2年ぶりに全日本復帰を果たし、5位の中大は9年ぶりに伊勢路決戦に返り咲いた。
3組で小島慎也、武川流以名の3年生コンビが 1着、2着と好走した中央学大が6位。エースの藤本珠輝(3年)が最終組で日本人トップ(28分35秒73)に輝いた日体大が最後の7枠目をつかんだ。
1月の箱根駅伝で2位と躍進した創価大は全日本初出場を狙ったが、2組目以降で順位を落とし、総合14位と振るわなかった。
◇全日本大学駅伝関東推薦校選考会 上位成績
1位 東京国際大 3.56.39.39
2位 國學院大 3.56.47.04
3位 法大 3.57.14.64
4位 拓大 3.57.17.26
5位 中大 3.57.17.61
6位 中央学大 3.57.23.16
7位 日体大 3.57.47.90
※以上、全日本出場
8位 駿河台大 +28.44
9位 国士大 +34.97
10位 山梨学大 +16.67

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.18
-
2025.07.17
-
2025.07.17
-
2025.07.13
-
2025.07.05
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.18
富士北麓ワールドトライアル 100mに栁田大輝、桐生祥秀 ハードルに泉谷駿介、田中佑美がエントリー!
日本陸連は7月18日、日本グランプリシリーズの富士北麓ワールドトライアル2025のエントリーリストを発表した。 男子100mには日本選手権で優勝した桐生祥秀(日本生命)を筆頭に、関口裕太(早大)、小池祐貴(住友電工)、多 […]
2025.07.18
【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.07.18
100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ
学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日まで、ドイツのライン・ルールで行われる。若き日本代表の注目選手を紹介する。 男子100mには栁田大輝(東洋大)が出場する。自己記録は […]
2025.07.18
チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性
世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は7月17日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のルース・チェプンゲティチ(ケニア)に暫定的資格停止処分を科したことを発表した。 […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会