スペイン・アンドゥハルで5月22日に行われた競技会(世界陸連コンチネンタルツアー・ブロンズ)の女子三段跳で、J.ロハス(ベネズエラ)が3回目の15m43(+0.7)をマーク。屋外世界歴代2位である自己ベスト(15m41/2019年)を2cm更新し、1995年にI.クラヴェツ(ウクライナ)が出した世界記録(15m50)に7cmと迫った。
ロハスは15m14(+2.0)をマークした5月8日の競技会に続く今季2戦目。1回目をファウルとした後、2回目に14m73(+0.7)をマーク。そこから次の跳躍で一気に70cm伸ばした。最終6回目にも15mオーバーとなる15m31(+0.2)を跳んだ。
25歳のロハスは16年リオ五輪で銀メダルを獲得し、世界選手権は2連覇(17年ロンドン、19年ドーハ)している。15m43はすでに昨年2月にインドアでマークしており、室内世界記録でもある。
男子ハンマー投では、世界選手権4大会(13年モスクワ、15年北京、17年、19年)連続優勝のP.ファイデク(ポーランド)が今季世界リスト2位となる81m62を放った。5月8日の今季初戦では74m48だったが、調子を上げてきた。
女子5000mはこの種目初挑戦となった19歳のL.ハイル(エチオピア)が15分02秒27をマークし、1500m世界記録(3分50秒07)保持者のG.ディババ(エチオピア)を抑えて優勝した。ハイルは17年のU18世界選手権1500mの覇者で、5月25日に20歳を迎える。ディババは15分09秒61で2位だった。3位には800mでリオ五輪、ロンドン世界選手権両大会の銀メダリスト・F.ニョンサバ(ブルンジ)が15分12秒08で入った。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.04.23
-
2024.04.23
-
2024.04.23
2024.04.18
U20アジア選手権・女子100mの山形愛羽、女子400mHの瀧野未来が出場辞退
-
2024.04.20
-
2024.04.18
-
2024.04.20
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.03.28
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.04.24
木南記念・男子100mに坂井隆一郎、女子走幅跳に秦澄美鈴! 女子100mHは寺田明日香と田中佑美が出場
大阪陸協は4月24日、5月12日に開催される第11回木南記念(ヤンマースタジアム長居・ヤンマーフィールド長居)の主な出場選手4人を発表した。 男子100mで昨年の日本選手権で優勝を飾り、ブダペスト世界選手権に出場した坂井 […]
2024.04.24
セイコーGGP男子5000mに日本歴代8位の伊藤達彦、太田智樹、吉居兄弟、鈴木芽吹ら追加出場
日本陸連は4月24日、セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(5月19日/東京・国立競技場)の男子5000mの追加出場選手15人を発表した。 2021年東京五輪、22年オレゴン世界選手権男子10000m代表で、昨年 […]
2024.04.24
新潟アルビレックスRC サトウ食品とクラブネーミングライツパートナー契約「日本の陸上界にとって新たな1ページ」
新潟アルビレックスランニングクラブは4月24日、地元(新潟市)に本社を置くサトウ食品とクラブ初のネーミングライツパートナー契約を締結したことを発表した。契約は3年としている。 同市内で行われた記者会見にはサトウ食品の佐藤 […]
2024.04.24
世界リレーのエントリーリスト発表 米国男子4×100mRにN.ライルズ! ジャマイカ女子4×100mRは若手中心
バハマ・ナッソーで開催される世界リレー大会(5月4、5日)のエントリーリストが4月23日に発表された。 4×100mリレーは男子32チーム、女子30チームがエントリー。4×400mリレーは男子32チーム、女子27チーム、 […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!