関東インカレ3日目、男子1部ハンマー投は、福田翔大(日大)が68m84を放って優勝して連覇を達成。川田雅之(順大)が1979年に作った67m50の大会記録を42年ぶりに更新した。
「大会記録は意識していなくて、71~72mを目指していました。今日は30点」と悔やむ福田。大会前の調整練習では調子が良かったと言うが、「(5月3日の)静岡国際くらいから左に引っ張るクセが出てしまって、詰めが甘かった。まだ球に力を加えられていない」と反省する。それでも2回目にはファウルながら70mライン前後まで放つ投げを見せた。
昨年は日本インカレで2年生優勝。69m61が自己記録で、この記録は日本記録保持者の室伏広治(現・スポーツ庁長官)の大学2年時の記録を超えるもの。福田を指導するのがその室伏の父・重信コーチというのも何かの縁か。
冬季も基礎体力が向上し、「身体も少し大きくなったと思います」。7kg砲丸のバック投げでは“一流の証”とも言える20mと自己記録更新した。「良い投てきを安定させられれば、71m以上も見えます。今年中に学生記録を投げたい」と福田。その学生記録とは、もちろん室伏広治の持つ73m82。重信コーチが「私を超えるポテンシャルを持つ」と高く評価する逸材が、2つ目の“室伏超え”を見せる日は近い。
◇関東インカレ(5月20~23日/神奈川・相模原)
関東インカレ3日目、男子1部ハンマー投は、福田翔大(日大)が68m84を放って優勝して連覇を達成。川田雅之(順大)が1979年に作った67m50の大会記録を42年ぶりに更新した。
「大会記録は意識していなくて、71~72mを目指していました。今日は30点」と悔やむ福田。大会前の調整練習では調子が良かったと言うが、「(5月3日の)静岡国際くらいから左に引っ張るクセが出てしまって、詰めが甘かった。まだ球に力を加えられていない」と反省する。それでも2回目にはファウルながら70mライン前後まで放つ投げを見せた。
昨年は日本インカレで2年生優勝。69m61が自己記録で、この記録は日本記録保持者の室伏広治(現・スポーツ庁長官)の大学2年時の記録を超えるもの。福田を指導するのがその室伏の父・重信コーチというのも何かの縁か。
冬季も基礎体力が向上し、「身体も少し大きくなったと思います」。7kg砲丸のバック投げでは“一流の証”とも言える20mと自己記録更新した。「良い投てきを安定させられれば、71m以上も見えます。今年中に学生記録を投げたい」と福田。その学生記録とは、もちろん室伏広治の持つ73m82。重信コーチが「私を超えるポテンシャルを持つ」と高く評価する逸材が、2つ目の“室伏超え”を見せる日は近い。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.07
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.12.13
箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」
箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]
2025.12.13
連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]
2025.12.13
ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中
12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025