日本陸連は、2021年の日本グランプリシリーズのネーミングライツパートナーと、昨年度に引き続き「サトウ食品株式会社」と契約が決定したと発表し、合わせて日本グランプリシリーズの概要を発表した。
日本グランプリシリーズは指定大会を対象に、年間を通してポイントを争い、シリーズチャンピオンと種目別チャンピオンを決する。今年の日本グランプリシリーズ指定大会は全11大会で争われ、これに加えてポイント対象大会として日本選手権と鹿児島県記録会(※混成競技)が指定されている。シリーズチャンピオンには強化費100万円とサトウ食品1年分が贈呈される。
4月10日の金栗記念(熊本)で開幕し、10月の田島紀念でシリーズは終了。東京五輪イヤーということもあり、田島紀念以外はすべて五輪参加標準記録の対象期間となる6月までに開催される。
注目の100mは4月11日の出雲陸上、4月29日の織田記念などで行われ、織田記念には例年通りトップ選手たちが出場する見込み。東京五輪の出場権獲得条件のひとつであるワールドランキングは、カテゴリーの高い競技会になるほどポイントを稼げるようになっており、日本グランプリシリーズでは、織田記念、静岡国際、木南記念、Denka Athletics Challenge Cup 2021がCカテゴリーに設定されている。
昨年はコロナ禍の影響で4大会にて開催され、相澤晃(旭化成)と新谷仁美(積水化学)がシリーズチャンピオンとなった。概要、実施種目は日本陸連HPで確認できる。
●日本グランプリシリーズ
4/10 熊本大会 第29回金栗記念選抜陸上中長距離大会 2021
4/11 出雲大会 吉岡隆徳記念第75回出雲陸上競技大会
4/25 神戸大会 第69回兵庫リレ-カ-ニバル
4/29 広島大会 第55回織田幹雄記念国際陸上競技大会
5/3 静岡大会 第36回静岡国際陸上競技大会
5/4 延岡大会 第32回ゴールデンゲームズinのべおか
5/5 水戸大会 2021 水戸招待陸上
5/5 大阪大会 第8回木南道孝記念陸上競技大会
6/6 新潟大会 Denka Athletics Challenge Cup 2021
6/6 鳥取大会 布勢スプリント 2021
10/17 山口大会 第 18 回田島直人記念陸上競技大会
●ポイント対象大会
5/2、2 第3回鹿児島県陸上競技記録会(鹿児島)※混成競技
5/3 第105回日本陸上競技選手権大会・10000m(静岡)
6/12、13 第105回日本陸上競技選手権大会・混成競技(長野)
6/24~27 第105回日本陸上競技選手権大会(大阪)

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.16
各地区枠数は変わらず 関東10、北海道と北信越が2枠維持 2026年出雲駅伝の出場枠発表
-
2025.10.16
-
2025.10.15
-
2025.10.13
-
2025.10.13
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.16
各地区枠数は変わらず 関東10、北海道と北信越が2枠維持 2026年出雲駅伝の出場枠発表
日本学連は10月16日、来年度に行われる第38回出雲全日本大学選抜駅伝(出雲駅伝)の出場枠を発表した。 10月13日に行われた第37回大会の結果で決定した。関東10、北海道2、東北1、北信越2、東海1、関西2、中国四国1 […]
2025.10.16
サニブラウン・アブデル・ハキームがU18・16大会に登場! 18日に中高生対象のトークイベント実施
日本陸連は10月16日、10月17日から開幕するU18・U16大会に東京世界選手権男子100m代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が来場し、トークイベントを実施することを発表した。 トークイベントはサニブラウン […]
2025.10.16
中央学大、大東大が上位候補か!? 東海大、順大、立教大、日大は主軸に力 「10枠」懸けた“立川決戦”/箱根駅伝予選会展望
第102回箱根駅伝予選会が、10月18日に東京・立川市の陸上自衛隊立川駐屯地をスタートし、国営昭和記念公園にフィニッシュするハーフマラソンのコースで行われる。 気温が上がった前回はタフなレースとなり、今回からはスタート時 […]
2025.10.16
東日本実業団駅伝エントリー発表 GMO・吉田祐也、富士通・塩尻和也、Honda・森凪也、ロジスティード・平林清登ら
来年元日の全日本実業団対抗男子駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選会を兼ねた第66回東日本実業団対抗駅伝(11月3日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場及び公園内特設周回コース)のエントリーチームと登録選手が10月16日、同 […]
2025.10.16
中学、高校のトップが出場!IH優勝・石原南菜、後藤大樹や中学記録保持者・今村好花、大森蒼以らに注目/U18・16大会
10月17日から19日の3日間、U18・U16陸上大会が三重県伊勢市の三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場で開催される。 U18大会は2025年12月31日時点の16歳、17歳が対象で高校3年生の早生まれと高校2年生、1 […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望