2026.03.27
富士通が3月27日、新シーズンに新しく加入する選手の取材会を開き、長距離ブロックに加入する駒大の伊藤蒼唯、國學院大の上原琉翔が取材に応じた。
伊藤は島根県出身で出雲工高卒。1年時の箱根駅伝では6区区間賞で総合優勝に貢献すると、その後の駅伝でも安定した力を発揮。昨年の全日本大学駅伝では5区区間新・区間賞を獲得して2年ぶり優勝に貢献した。
上原は沖縄県出身で、北山高では沖縄の高校生初の5000m13分台ランナーに。大学1年時の箱根駅伝で3大駅伝デビューし、7区区間6位の力走。最終学年は主将を務め、ワールドユニバーシティゲームスのハーフマラソンで銅メダルを獲得。アンカーを務めた出雲駅伝では連覇を果たしている。
伊藤は「強い選手が多く在籍しているチーム。もっと注目される選手になりたい」と意気込む。上原は新しいジャージに「新鮮な感じですが新たな気持ちになります」と笑顔を浮かべた。
すでに2人ともチームに合流し、練習もともにしている。「まずは1日でも早く慣れること」と伊藤。上原は「学生生活に悔いはない。想像以上に先輩たちが温かい雰囲気。力を伸ばせるチームだと思います」と話す。
伊藤は上原について「同じレースもありましたが万全で戦えていないですが、同じくらいの練習をできている」とし、上原は伊藤を「持ち味が違って切磋琢磨しながら成長したい」。
伊藤は「将来的にはマラソンを見据えていますが、種目を絞らずに取り組んでいきたい。まずはトラックで日本選手権に出て決勝で主オブできるように一歩ずつ進んでいき、最終的には日本代表として世界に出て行く選手になりたいです」と力を込めた。
上原は在学中にマラソンを予定していたが、腸脛靱帯炎のため見送ったこを明かし、「マラソンをメインにやっていくので、来年のロス五輪マラソングランドチャンピオン(MGC)出場権を獲得し、その先のオリンピックを目指していきます」とマラソンに注力していく構えだ。
富士通は全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で3度の優勝を誇る強豪。伊藤はニューイヤー駅伝についても「エキサイティングなレース展開。自分も早くメンバーに入りたいですし楽しみです」とし、「今度は大学の先輩やチームメイトたちとも敵同士。ガチンコで勝負したい」と上原は闘志を燃やしていた。
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