HOME 駅伝

2025.11.23

資生堂・五島莉乃 エース集う3区で32分54秒 区間記録3つ目&5年連続区間賞「前を追いかけることだけ考えた」/クイーンズ駅伝
資生堂・五島莉乃 エース集う3区で32分54秒 区間記録3つ目&5年連続区間賞「前を追いかけることだけ考えた」/クイーンズ駅伝

左足首付近にテーピングを施しながら3区を激走した資生堂・五島莉乃

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km)

女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、エディオンが2時間13分50秒で初優勝を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

各チームのエースが集う最長(10.6Km)の3区で、資生堂・五島莉乃が区間記録を10秒更新する32分54秒の区間新記録をマーク。2年連続の区間賞を獲得した。

トップと48秒差の8位でタスキを受け、「とにかく前を追いかけることしか、考えていなかった」と振り返る五島。ハイペースで飛ばして、前を追いかけていくと、わずか3km満たないうちに一気に2位まで浮上すると、3kmからの1kmを2分53秒とペースアップ。かわした選手たちに付かせる隙を与えず、5km通過は15分24秒と区間記録を上回るペースで推移していった。

後半は、8秒後ろからスタートした廣中璃梨佳(日本郵政グループ)との区間賞争いで、「沿道からずっと廣中さんを応援する声が聞こえていたので、『近いんだろうな』と思っていました」。

それでも、「区間記録を出せるくらいの自信を持って、スタートラインに立てましたし、後半もそこまで落ちずにいけると思っていたので、後ろを気にするよりも見えているエディオンさんを追いかけるしかないという感じでした」と五島。一時は詰められた廣中を終盤引き離す粘りの走りを見せた。

広告の下にコンテンツが続きます

一心不乱に前を追い続けた先に、初の「33分切り」。区間賞争いでも、同じく32分台を出した廣中に2秒先着し、この大会で5年連続区間賞の快挙も達成した。「やっぱり、みんなで走る駅伝はいつも以上の力をもらって走れる。(連続区間賞は)その結果だと思います」。

21年の5区、23年の1区に続き、全6区間中、半分の区間記録ホルダーとなったことについては、「目標としていたタイムで走れたのは良かったですが、区間記録については結果としてついてきているだけですから、また更新できるように頑張りたい」と笑顔を見せた。

五島は来年以降もこの大会を力強く、そして華やかに駆け抜ける。

文/田中葵

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、エディオンが2時間13分50秒で初優勝を飾った。 各チームのエースが集う最長(10.6Km)の3区で、資生堂・五島莉乃が区間記録を10秒更新する32分54秒の区間新記録をマーク。2年連続の区間賞を獲得した。 トップと48秒差の8位でタスキを受け、「とにかく前を追いかけることしか、考えていなかった」と振り返る五島。ハイペースで飛ばして、前を追いかけていくと、わずか3km満たないうちに一気に2位まで浮上すると、3kmからの1kmを2分53秒とペースアップ。かわした選手たちに付かせる隙を与えず、5km通過は15分24秒と区間記録を上回るペースで推移していった。 後半は、8秒後ろからスタートした廣中璃梨佳(日本郵政グループ)との区間賞争いで、「沿道からずっと廣中さんを応援する声が聞こえていたので、『近いんだろうな』と思っていました」。 それでも、「区間記録を出せるくらいの自信を持って、スタートラインに立てましたし、後半もそこまで落ちずにいけると思っていたので、後ろを気にするよりも見えているエディオンさんを追いかけるしかないという感じでした」と五島。一時は詰められた廣中を終盤引き離す粘りの走りを見せた。 一心不乱に前を追い続けた先に、初の「33分切り」。区間賞争いでも、同じく32分台を出した廣中に2秒先着し、この大会で5年連続区間賞の快挙も達成した。「やっぱり、みんなで走る駅伝はいつも以上の力をもらって走れる。(連続区間賞は)その結果だと思います」。 21年の5区、23年の1区に続き、全6区間中、半分の区間記録ホルダーとなったことについては、「目標としていたタイムで走れたのは良かったですが、区間記録については結果としてついてきているだけですから、また更新できるように頑張りたい」と笑顔を見せた。 五島は来年以降もこの大会を力強く、そして華やかに駆け抜ける。 文/田中葵

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2026.01.07

都道府県男子駅伝のエントリー発表!埼玉・吉田祐也、岡山・黒田朝日、福島・増子陽太ら豪華メンバーが登録

1月7日、天皇盃全国男子駅伝事務局は第31回全国都道府県対抗男子駅伝(1月18日)のエントリー選手を発表した。 6日に発表された女子同様に、47都道府県の一般から中学までの世代トップの選手たちが代表に選ばれ、年末から正月 […]

NEWS 世界クロカンのエントリー発表! 連覇目指すキプリモ、世界陸上1万m王者グレシエ、パリ銀のアレガウィらが対決

2026.01.07

世界クロカンのエントリー発表! 連覇目指すキプリモ、世界陸上1万m王者グレシエ、パリ銀のアレガウィらが対決

1月6日、世界陸連は米国・フロリダ州タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(1月10日)のエントリーを発表し、52ヵ国から485選手が登録された。 シニア男子10kmには23年、24年と連勝しているJ.キプリモ […]

NEWS 最強長距離軍団「NNランニングチーム」が「dsm-firmenichランニングチーム」に名称変更 中国・ファーウェイとも契約

2026.01.07

最強長距離軍団「NNランニングチーム」が「dsm-firmenichランニングチーム」に名称変更 中国・ファーウェイとも契約

1月6日、多くの長距離ランナーが所属するNNランニングチームがdsm-Firmenich(フェルメニッヒ)をタイトルパートナーとし、名称を「dsm-Firmenichランニングチーム」へ変更することを発表した。 NNラン […]

NEWS ニューイヤー駅伝初VのGMO、1人1000万円ボーナスゲット!「来年も連勝するお約束」

2026.01.07

ニューイヤー駅伝初VのGMO、1人1000万円ボーナスゲット!「来年も連勝するお約束」

今年1月1日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で初優勝を飾ったGMOインターネットグループの熊谷正寿代表が自身のSNSを更新し、グループの新年会の報告とともに、ニューイヤー駅伝優勝のお祝いとして選手一人ひとりに1 […]

NEWS 女子長距離世界記録保持者・チェベトが妊娠を発表「2026年は“母になる”という人生最大のレースに挑戦する」

2026.01.07

女子長距離世界記録保持者・チェベトが妊娠を発表「2026年は“母になる”という人生最大のレースに挑戦する」

1月6日、女子5000m、10000mの世界記録保持者であるベアトリス・チェベト(ケニア)が、自身のSNSで妊娠を公表した。 チェベトは1日、インスタグラムで今週末に行われる世界クロスカントリー選手権に出場しないことを発 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top