11月15日、神奈川横浜市の日体大健志台陸上競技場で第324回日体大長距離競技会兼第18回NITTAIDAII Challenge Gamesが行われ、NCG男子10000mでは楠岡由浩(帝京大)が27分52秒09の自己新で日本人トップの6着に入った。
楠岡は熊本県出身の大学3年生。慶誠高時代には栃木国体5000mで13分55秒84をマークして3位に入るなど活躍。大学2年から学生駅伝のメンバー入りを果たし、出雲、全日本、箱根と皆勤出場した。
今季はトラックで5000m13分50秒12、10000m28分34秒68の自己新を出すなど好調で、10月の出雲駅伝は1区3位。さらに、11月の全日本では2区を務め、トップと12秒差の13位でスタートすると3km過ぎに先頭集団に追いつく。終盤に中大・吉居駿恭(4年)に振り切られたものの、31分01秒の区間タイ記録を樹立していた。
27分52秒09は、昨年5月に山中博生(現・大阪ガス)がマークした28分04秒54を上回る大学新記録。帝京大勢として初めての10000m27分台となった。
また、同レースではリチャード・エティーリ(東京国際大)が27分25秒49で1着。高校1年生のボイ・ビリス(札幌山の手高・北海道)が27分33秒99で3着となり、U18世界歴代5位、高校国内国際歴代記録としてはジュリアス・ギタヒ(仙台育英高)が1996年に出した27分28秒60に次ぐタイムと叩きだした。
このほか男子10000m6組では小柴裕士郎(東京国際大)が28分17秒70で組1着となった。
日体大長距離競技会上位成績
男子10000m 6組 小柴裕士郎(東京国際大) 28.17.70 迎暖人(東洋大) 28.30.65 熊谷真澄(プレス工業) 28.36.06 7組 Y.エマニエル(SUBARU) 28.19.98 越陽汰(サンベルクス) 28.28.85 辻原輝(國院大) 28.33.30 V.キプキルイ(中電工) 28.35.17 尾熊迅斗(國院大) 28.35.45 石井優樹(NTT西日本) 28.37.55 飯國新太(國院大) 28.39.28 柴戸遼太(帝京大) 28.39.74 [adinserter block="4"] NCG男子10000m R.エティーリ(東京国際大) 27.25.49 A.キベット(小森コーポレーション) 27.30.60 B.ビリス(札幌山の手高校) 27.33.99 G.ロノ(ロジスティード) 27.45.98 R.キムニャン(ロジスティード) 27.51.57 楠岡由浩(帝京大) 27.52.09 P.キプラガット(愛三工業) 27.56.94 B.ピエゴ(山梨学大) 28.16.98 M.ジャスタス(富士山の銘水)28.17.35 G.サミュエル(札幌山の手高校)28.28.70 横田玖磨(トヨタ自動車九州)28.31.18 桐山剛(スズキ) 28.40.45 B.T.ゼラツィオン(武蔵野学大)28.43.60 滋野聖也(プレス工業) 28.45.12 漆畑徳輝(トーエネック) 28.59.91 L.グレ(プレス工業) 29.05.80 B.キプトー(コモディイイダ)29.20.14 花尾恭輔(トヨタ自動車九州)29.27.75RECOMMENDED おすすめの記事
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