
関東学連は12月8日、第97回箱根駅伝(2021年1月2日、3日)の出場校に向けた新型コロナウイルスの感染防止対策についての指針を通達した。
これまで行われている競技会同様に大会前2週間の体調管理チェックシートの提出を義務づけるほか、ウォーミングアップや競技中以外は常時マスクを着用する。使用したマスクは自宅で破棄するように呼びかけている。万が一チームから感染者が出た場合の出場可否を細かく明記。12月12日以降に関係者に陽性者が出た場合は該当者の出場および会場への出入りは認めない。濃厚接触者と判断された者については、12月12日から18日であれば14日間にわたり健康状態を観察する期間を経過し、症状が出ない場合はチーム・個人問わず出場できる。ただし、大会2週間前となる12月19日以降に濃厚接触者として認定された場合は、該当者の出場・会場への出入りは認めないとした。
また、大会当日は、サーモグラフィーなどを使って検温を実施。スタート、フィニッシュ地点でのチーム同士の声かけ、円陣、胴上げは禁止され、中継地点におけるタスキリレー時の次走者への声かけも禁じられる。来場を認める人数も縮小し、付き添いの人数も制限。給水時にはビブス、マスク、ゴーグル、使い捨て手袋の着用を義務づける。一般のファンへの観戦を控えるようお願いしていることからも、OB会や応援団などに対して「コース沿道近隣での一切の活動を禁止することを周知してほしい」とした。
このほか、宿泊については1人部屋を推奨、大会まで感染リスクが高まる懇親会やカラオケ、アルバイトなど「3密を避ける行動を心掛けてください」と明記されている。
コロナ禍において、新しい様式での大会運営を模索し、開催にこぎつけようとしている箱根駅伝。主催する関東学連の学生たち、そして選手たちの努力が報われる大会となるよう、箱根駅伝に携わる全関係者の協力が求められる。
関東学連は12月8日、第97回箱根駅伝(2021年1月2日、3日)の出場校に向けた新型コロナウイルスの感染防止対策についての指針を通達した。
これまで行われている競技会同様に大会前2週間の体調管理チェックシートの提出を義務づけるほか、ウォーミングアップや競技中以外は常時マスクを着用する。使用したマスクは自宅で破棄するように呼びかけている。万が一チームから感染者が出た場合の出場可否を細かく明記。12月12日以降に関係者に陽性者が出た場合は該当者の出場および会場への出入りは認めない。濃厚接触者と判断された者については、12月12日から18日であれば14日間にわたり健康状態を観察する期間を経過し、症状が出ない場合はチーム・個人問わず出場できる。ただし、大会2週間前となる12月19日以降に濃厚接触者として認定された場合は、該当者の出場・会場への出入りは認めないとした。
また、大会当日は、サーモグラフィーなどを使って検温を実施。スタート、フィニッシュ地点でのチーム同士の声かけ、円陣、胴上げは禁止され、中継地点におけるタスキリレー時の次走者への声かけも禁じられる。来場を認める人数も縮小し、付き添いの人数も制限。給水時にはビブス、マスク、ゴーグル、使い捨て手袋の着用を義務づける。一般のファンへの観戦を控えるようお願いしていることからも、OB会や応援団などに対して「コース沿道近隣での一切の活動を禁止することを周知してほしい」とした。
このほか、宿泊については1人部屋を推奨、大会まで感染リスクが高まる懇親会やカラオケ、アルバイトなど「3密を避ける行動を心掛けてください」と明記されている。
コロナ禍において、新しい様式での大会運営を模索し、開催にこぎつけようとしている箱根駅伝。主催する関東学連の学生たち、そして選手たちの努力が報われる大会となるよう、箱根駅伝に携わる全関係者の協力が求められる。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.08
富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.08
サニブラウンがU20合宿にサプライズ登場!「みなさんが日本陸上界の未来」期待のジュニア選手たちにエール
有力ジュニア選手が全国から集まるU20オリンピック育成競技者研修合宿が12月4日から7日までの4日間、ナショナルトレーニングセンターで行われた。 選手たちが集合し、開講式が開かれて最初の研修に登場したのが男子短距離のサニ […]
2025.12.08
U20世代トップ選手約60人が4日間合宿! 100mインターハイ2位の菅野翔唯、100mH高校記録保持者・石原南菜ら参加
ジュニア世代の有力選手が対象の「U20オリンピック育成競技者研修合宿」が12月4~7日の4日間、東京都北区のナショナルトレーニングセンターで行われた。 インターハイやU20日本選手権、U18大会などで上位に入った高校生や […]
2025.12.08
富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出
日本学生陸上競技連合は12月8日、2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)に出場する全日本大学選抜チームの選手を発表した。 全日本大学選抜チームは全国8地区学連(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、 […]
2025.12.08
2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表
12月8日、関東学連は2026年の関東インカレを、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで5月21日から24日に開催すると発表した。 関東の学生ナンバーワンを決める関東インカレは、来年で第105回を迎える伝統の対校戦。 […]
2025.12.08
女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト
女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025