HOME 国内、大学、高校

2025.10.08

兵庫が男女総合14年ぶりV!「各年代の育成、強化が結集」中島ひとみ、武本紗栄ら代表選手参加も中高生に好影響/滋賀国スポ
兵庫が男女総合14年ぶりV!「各年代の育成、強化が結集」中島ひとみ、武本紗栄ら代表選手参加も中高生に好影響/滋賀国スポ

2006年以来の完全優勝を果たした兵庫チーム

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場)

滋賀国民スポーツ大会・陸上競技が5日間の日程を終了し、男女総合優勝は122点を獲得した兵庫が14年ぶり3度目の優勝を果たした。女子総合も優勝。こちらは6年ぶりの頂点だった。両部門の制覇は2006年の兵庫国体以来2回目という偉業で、チーム関係者は笑顔を見せた。

広告の下にコンテンツが続きます

「プレッシャーなく出てほしかったので、あまり総合争いなどの話しはせず、とにかく笑顔で出発して、笑顔で帰ってきてね、ということだけ伝えていました。ですから、今、何点とか、入賞者をテントに掲示するなどはしていなかったんです」

男子監督を務めた山田真利先生(社高)はそう話す。

まさに総合力でつかんだ優勝だった。個人トップは3種目。初日の少年男子A5000mで新妻遼己(西脇工高3)が13分35秒33の自己新で制すと、同級生の山田大智が、同5000m競歩で優勝した。女子少年A5000m競歩も逢坂ひかり(市西宮高2)が制し、長距離・競歩王国の存在感を発揮した。

他にも、少年男子A三段跳ではインターハイVの磯山福太郎(西宮東高3)が2位、少年男子Aハンマー投の清水蓮大(社高3)も2位、少年女子共通100mハードルは井上凪紗(滝川二高3)が13秒34で2位と奮闘した。

こうしたジュニアの活躍に「世界で活躍してくれる選手がチームの中にいるだけで中高生の気持ちも上がるし、うれしかったと思います」と女子監督の新井宏昌先生(園田学園高)。女子100mハードルで東京世界選手権に出場した中島ひとみ(長谷川体育施設)は今回100mに出場。「日本代表として参加することで、何か伝えられることがあるんじゃないか」と強行スケジュールのなかで参加した。専門外ながら100mで2位に入り、「中学時代からかわいがってくれている先生方に少しでも恩返しできたかな」と笑顔を見せた。

他にも成年女子やり投3位に入った武本紗栄(オリコ)、同女子三段跳2位の船田茜理(ニコニコのり)ら、国内トップ選手が参加し、中高生との時間を過ごした。男女混合4×400mリレーのアンカーを務め2に貢献した寺本葵(天理大)は「初めて兵庫として出場でき、本当にうれしいです。日本代表のような選手も、試合以外でも一緒に行動して和気あいあいと過ごせました」と貴重な経験に。「和やかな雰囲気でやれたのは成年選手のおかげ」と新井先生は感謝した。

山田先生は「小学校から盛んですし、中学、高校と各年代が安定して育成・強化してくれていて、合宿でも熱心です。それが結集した結果です」と地域の陸上熱に胸を張った。

来年の国スポは青森県を舞台に行われる。

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場) 滋賀国民スポーツ大会・陸上競技が5日間の日程を終了し、男女総合優勝は122点を獲得した兵庫が14年ぶり3度目の優勝を果たした。女子総合も優勝。こちらは6年ぶりの頂点だった。両部門の制覇は2006年の兵庫国体以来2回目という偉業で、チーム関係者は笑顔を見せた。 「プレッシャーなく出てほしかったので、あまり総合争いなどの話しはせず、とにかく笑顔で出発して、笑顔で帰ってきてね、ということだけ伝えていました。ですから、今、何点とか、入賞者をテントに掲示するなどはしていなかったんです」 男子監督を務めた山田真利先生(社高)はそう話す。 まさに総合力でつかんだ優勝だった。個人トップは3種目。初日の少年男子A5000mで新妻遼己(西脇工高3)が13分35秒33の自己新で制すと、同級生の山田大智が、同5000m競歩で優勝した。女子少年A5000m競歩も逢坂ひかり(市西宮高2)が制し、長距離・競歩王国の存在感を発揮した。 他にも、少年男子A三段跳ではインターハイVの磯山福太郎(西宮東高3)が2位、少年男子Aハンマー投の清水蓮大(社高3)も2位、少年女子共通100mハードルは井上凪紗(滝川二高3)が13秒34で2位と奮闘した。 こうしたジュニアの活躍に「世界で活躍してくれる選手がチームの中にいるだけで中高生の気持ちも上がるし、うれしかったと思います」と女子監督の新井宏昌先生(園田学園高)。女子100mハードルで東京世界選手権に出場した中島ひとみ(長谷川体育施設)は今回100mに出場。「日本代表として参加することで、何か伝えられることがあるんじゃないか」と強行スケジュールのなかで参加した。専門外ながら100mで2位に入り、「中学時代からかわいがってくれている先生方に少しでも恩返しできたかな」と笑顔を見せた。 他にも成年女子やり投3位に入った武本紗栄(オリコ)、同女子三段跳2位の船田茜理(ニコニコのり)ら、国内トップ選手が参加し、中高生との時間を過ごした。男女混合4×400mリレーのアンカーを務め2に貢献した寺本葵(天理大)は「初めて兵庫として出場でき、本当にうれしいです。日本代表のような選手も、試合以外でも一緒に行動して和気あいあいと過ごせました」と貴重な経験に。「和やかな雰囲気でやれたのは成年選手のおかげ」と新井先生は感謝した。 山田先生は「小学校から盛んですし、中学、高校と各年代が安定して育成・強化してくれていて、合宿でも熱心です。それが結集した結果です」と地域の陸上熱に胸を張った。 来年の国スポは青森県を舞台に行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.07.08

中大・濵口大和が5000m13分26秒23で2年ぶり自己新! 中野純平ら東海大勢も存在感/ホクレンDC網走

◇ホクレンディスタンスチャレンジ第2戦・網走大会(7月8日) 中長距離に特化したシリーズのホクレンDC第2戦が行われ、男子5000mA組は濵口大和(中大)が2年ぶりの自己新記録となる13分26秒23で日本人トップの2着に […]

NEWS 十種競技前日本記録保持者・右代啓祐が円盤投に専念して現役続行表明「まだまだ自分の強くなる部分を見たい」

2026.07.08

十種競技前日本記録保持者・右代啓祐が円盤投に専念して現役続行表明「まだまだ自分の強くなる部分を見たい」

男子十種競技前日本記録保持者で、12年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪代表の右代啓祐(国士舘クラブ)が7月8日、東京都内で記者会見を開き、今後は円盤投を専門種目として競技を続けることを発表した。 今月に40歳を迎える […]

NEWS サニブラウン 7/10アイルランドで今季初戦 東京世界陸上以来のレース 練習拠点変え心機一転

2026.07.08

サニブラウン 7/10アイルランドで今季初戦 東京世界陸上以来のレース 練習拠点変え心機一転

男子100m世界選手権2大会入賞の実績があるサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が、7月10日の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズのモートン・ゲームズ(アイルランド・ダブリン)の100mにエントリーした。 […]

NEWS 富士通がチーム初のマスコットを発表! ウサギをモチーフとした「ラピト」グッズ販売も開始

2026.07.08

富士通がチーム初のマスコットを発表! ウサギをモチーフとした「ラピト」グッズ販売も開始

富士通陸上部は7月8日、チーム初のマスコットキャラクター「ラピト(Lapito)」を発表した。 富士通陸上部は今年5月にチームの拠点を神奈川県川崎市に移し、チーム愛称の「Red Limit」を制定するなど、新たなスタート […]

NEWS IOCがロシアへの制限を解除へ 世界陸連は独自の出場停止措置を継続

2026.07.08

IOCがロシアへの制限を解除へ 世界陸連は独自の出場停止措置を継続

国際オリンピック委員会(IOC)は7月7日、ロシアオリンピック委員会(ROC)に対する資格停止処分を暫定的に解除することを発表した。 ROCがウクライナ東部のドネツクなど4州の地域組織を承認し、これがウクライナオリンピッ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年7月号 (6月12日発売)

2026年7月号 (6月12日発売)

特集 村竹&橋岡&諸田
インターハイ特集!

page top