◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)3日目
東京世界陸上3日目のイブニングセッションが行われ、男子3000m障害決勝で三浦龍司(SUBARU)が8分35秒90で8位に入った。23年ブダペスト大会に続く、2大会連続の入賞となった。
メダルは間違いなく手の届くところにあった。本当に惜しく、そして悔やまれる結果となった。
「絶対にメダルを獲得していける。そんな自信もあったのですが、本当に最後の最後、惜しいところでみなさんの期待と応援に応えることができなくて、すごく悔しいです」
集団でレースは進み、1000mを3分04秒47、2000mを6分01秒38とスローな展開。三浦は冷静に4、5番手付近で様子を窺う。残り2周でペースが上がるも、前方には出ずに2連覇中のS.エル・バッカリ(モロッコ)をマークし、背後につける。
ラスト1周の勝負となったところで、残り200m付近では3番手。さらに最終障害を越えた時点では4番手だったが、「残り数10mで(メダルは)見えていたので、届くかなと思ったのですが、やっぱり思うようにはいかなかったですね」。最後は4人に追い抜かれて、8位でのフィニッシュとなった。
21年東京五輪では7位、23年のブダペスト大会で6位、昨年のパリ五輪8位と大舞台で入賞を続ける。欠場したものの、今年もダイヤモンドリーグファイナルへの出場権を得るなど“世界水準”の強さを身につけてきた。
海外勢からも警戒される立場となり、「間違いなく手応えはありますし、この東京世界陸上を踏まえて、さらに成長できるんじゃないかと思います」と実感を込める。
無観客開催だった東京五輪を経験している。それだけに、「鼓膜が破れるんじゃないかというくらい、心も内側から震えるような歓声をいただいた。この観客に囲まれて走ることができて、すごく幸せでした」。
「この大会はすごく自分にとって大きなものになりました」と、悔しさの中にも充実感を漂わせていた。
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