◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目
東京世界陸上の1日目モーニングセッションが終了後、大会オフィシャルパートナーのソニーが大会を支える“舞台裏”を紹介するツアーを実施した。
「スポーツが生み出す感動をテクノロジーの力やクリエイターとの共創を通じて世界に届けること」が、同社が今大会で目指すもの。その代表的なテクノロジーが、『ホークアイ』を活用した審判支援だ。
国立競技場の屋根にぐるりと設置されたカメラからの映像を使い、トラック、フィールドともあらゆる場面の動画を撮影。それをすぐさまチェックすることで、公平な大会運営、より正確で効率的な判定を支援する。
VAR(ビデオアシスタンスレフェリー)ルームにはトラック、フィールドで審判各1名、オペレーター各1名が常にパフォーマンスをチェック。それを統括するマネージャーとデータ送信約の計4名が常駐している。マネージャーのエラ・マクイントシュさんは競技審判と連携し、「抗議があった場合にチェックする場合もあるし、こちらで見つけたものをフィードバックする場合もあります」と、VARルームの役割を説明する。
この日のモーニングセッションでは男女混合4×400mリレー1組でケニアが失格となり、プラス通過にあと1つおよばなかった日本が繰り上がりで決勝に進出した。このシーンについては、VARルーム側がケニアの1走のレーン侵害を見つけ、現場にフィードバックしたという。
また、同社の機材を使ってさまざまスポーツシーンを撮影してきた写真家のニック・ディドリック氏は、天井に設置したカメラで撮影した女子35km競歩の優勝シーンを紹介。また、「スタート地点の写真を押さえることが最も重要な種目は100m」ときっぱり。同じくスタート地点の天井に設置したカメラでの画像を合わせて紹介し、「スタートの瞬間を見れば、フィニッシュ(で誰が勝つか)がだいたい読める。だからそこを押さえる必要があるんだ」と話した。
このほか、今大会はフォトグラファーへの最新機材貸出のために約150台のボディや、約600台のレンズ、データ送信用デバイスなども用意。ホークアイからの映像は、テレビ放送にも活用されるなど、そのテクノロジーが大会の盛り上げを大きく支えている。
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