◇東京世界陸上(9月13日から21日/国立競技場)DAY1
東京世界陸上の1日目のモーニングセッションに行われた女子35km競歩は、M.ペレス(スペイン)が2時間39分01秒が連覇を達成した。
日本勢最上位に入ったのは2大会連続代表となった梅野倖子(LOCOK)が2時間56秒28で15位。序盤は「真ん中くらいにいて、(1km)5分10秒くらいで歩こうと森岡紘一朗コーチと話していたのですが、最初は順調にいっていました」と入賞ラインを見据えてレースを進める。
だが、「応援がすごくうれしい反面、弱すぎてメンタルに来てしまった」。目指していた入賞のため「前を追いかけないと」という気持ちが身体を硬くし、「おなかも痛くなって3回トイレに行ってしまった」。涙を浮かべて「悔しいの一言」とうつむいた。
膝の痛みや貧血、運動誘発性の喘息などもあって「万全ではなく8割くらい」と梅野。それも「言い訳になる。自分の準備不足です」と首を振る。
女子35km競歩ではただ1人、参加標準記録を突破して出場した梅野。「申し訳ないし、情けない。プレッシャーに打ち勝てる選手になりたい」と前を向いた。
初代表だった矢来舞香(千葉興銀)は3時間01分37秒の20位。10年前の世界ユース選手権以来の代表に「夢の舞台」に感慨深げ。順位も「ランキングでは32位だったので、それ以上と思っていました」と涙を流し、「今できる最大限の力は発揮できたと思います」と胸を張った。
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