HOME 国内、世界陸上、日本代表
日本勢は勝木隼人が銅!オープニング種目35km競歩でメダル「第1号」/東京世界陸上
日本勢は勝木隼人が銅!オープニング種目35km競歩でメダル「第1号」/東京世界陸上

東京世界陸上男子35km競歩で銅メダルを獲得した勝木隼人

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目

東京世界陸上1日目のモーニングセッションが行われ、男子35km競歩では勝木隼人(自衛隊体育学校)が2時間29分16秒で銅メダルを獲得した。

勝木は序盤から川野とともにレースをリード。15kmからは18年U20世界選手権10000m競歩銀メダルの実績を持つD.フルタド(エクアドル)との三つ巴を繰り広げた。

広告の下にコンテンツが続きます

残り10kmを過ぎてレースが大きく動く。フルタドが26kmでやや抜け出すと、勝木、川野の順でやや遅れる。川野は27.5km過ぎによろける場面があり、ユニフォーム内に嘔吐した。

だが、フルタドが28kmで3枚目のレッドカードを受け、ペナルティーゾーンへ。3分30秒の待機を受ける間に日本勢がワン・ツーの態勢になった。

29km過ぎからはE.ダンフィー(カナダ)が猛追。勝木をかわすと、30.4km付近で川野も抜き去った。東京五輪50km銅メダル、16年リオ五輪では荒井広宙(自衛隊体育学校)とメダルを争うなど豊富なキャリアを持つ34歳が、初の世界一へ突き進んだ。

勝木は後続の追い上げを受けながらも粘り切り、3位でフィニッシュ。今大会の日本勢メダル「第1号」に輝いた。

34歳の勝木は出場2回目にして初のメダルを手にした。

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目 東京世界陸上1日目のモーニングセッションが行われ、男子35km競歩では勝木隼人(自衛隊体育学校)が2時間29分16秒で銅メダルを獲得した。 勝木は序盤から川野とともにレースをリード。15kmからは18年U20世界選手権10000m競歩銀メダルの実績を持つD.フルタド(エクアドル)との三つ巴を繰り広げた。 残り10kmを過ぎてレースが大きく動く。フルタドが26kmでやや抜け出すと、勝木、川野の順でやや遅れる。川野は27.5km過ぎによろける場面があり、ユニフォーム内に嘔吐した。 だが、フルタドが28kmで3枚目のレッドカードを受け、ペナルティーゾーンへ。3分30秒の待機を受ける間に日本勢がワン・ツーの態勢になった。 29km過ぎからはE.ダンフィー(カナダ)が猛追。勝木をかわすと、30.4km付近で川野も抜き去った。東京五輪50km銅メダル、16年リオ五輪では荒井広宙(自衛隊体育学校)とメダルを争うなど豊富なキャリアを持つ34歳が、初の世界一へ突き進んだ。 勝木は後続の追い上げを受けながらも粘り切り、3位でフィニッシュ。今大会の日本勢メダル「第1号」に輝いた。 34歳の勝木は出場2回目にして初のメダルを手にした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.29

秋田で開催予定の東北高校駅伝 クマ出没のためトラックレースに変更

10月29日、秋田陸協ならびに東北高体連陸上競技専門部は、11月6日に開催予定の東北高校駅伝をトラックレース形式で実施すると発表した。駅伝コースの近辺でクマの目撃が相次いでいるための措置としている。 東北高校駅伝は東北6 […]

NEWS 田中希実がホノルルマラソンの1マイルに3年連続出場へ!前回上位占めたライバルたちと再戦

2025.10.29

田中希実がホノルルマラソンの1マイルに3年連続出場へ!前回上位占めたライバルたちと再戦

「ホノルルマラソン2025」の前日に開催される1マイルレース「カラカウアメリーマイル」に、東京世界選手権代表の田中希実(New Balance)がエントリーしたことがわかった。これで3年連続となる。 同レースはハワイ・ワ […]

NEWS ブダペスト代表の西山和弥、15年連続の川内優輝らが招待選手に/防府読売マラソン

2025.10.29

ブダペスト代表の西山和弥、15年連続の川内優輝らが招待選手に/防府読売マラソン

防府読売マラソン大会事務局は10月29日、MGCシリーズ2025-26の第56回防府読売マラソン(男子G1)のエントリー選手を発表した。 男子招待選手は23年ブダペスト世界選手権代表の西山和弥(トヨタ自動車)、パリ五輪M […]

NEWS 世界陸連がトレッドミルの世界選手権「RUN X」の開催を発表!総額賞金10万ドル&世界ロードランキング選手権の出場権授与

2025.10.29

世界陸連がトレッドミルの世界選手権「RUN X」の開催を発表!総額賞金10万ドル&世界ロードランキング選手権の出場権授与

世界陸連(WA)は10月27日、イタリアのフィットネス製品メーカー、テクノジムと提携して第1回世界トレッドミル選手権「RUN X」を2026年に開催すると発表した。 「RUN X」では5kmの競技が行われ、予選はテクノジ […]

NEWS 【女子200m】酒井菜夏(金沢ACJr/北鳴中3)24秒37=中学歴代8位タイ

2025.10.29

【女子200m】酒井菜夏(金沢ACJr/北鳴中3)24秒37=中学歴代8位タイ

第3回河北郡市記録会は10月25日、石川県かほく市のうのけ総合公園陸上競技場で行われ、女子200mで酒井菜夏(金沢ACJr/金沢北鳴中3)が中学歴代8位タイ、北信越中学新記録となる24秒37(-0.2)をマークした。 酒 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top