2025.08.01

◇2025全米選手権(7/31~8/3、ユージン)1日目
東京世界選手権の選考を兼ねた全米選手権がはじまり、女子走幅跳ではパリ五輪金女王のT.デイヴィス・ウッドホールが7m12(+1.2)の今季世界最高記録で3連覇を飾った。
米国では大会前に5人が標準記録(6m85)を突破済み。代表3枠を懸けた争いのなか、デイヴィス・ウッドホールは1回目、2回目とファウルと追い込まれる。それでも3回目の6m92(+1.5)で2位に上がると、4回目に7m11をマークし、5回目でさらに1cm記録を伸ばした。
2位には3月の世界室内を制したC.ブライアントが6m97(+2.1)。30歳のQ.バークスが6m90(+0.7)の3位で代表入りを決めている。
女子ハンマー投は世界選手権優勝経験者による争いとなり、D.プライスが78m53のシーズンベストで快勝。今季79m29を投げていたB.アンダーセンは75m14の2位にとどまった。男子ハンマー投はただ1人80mオーバーを見せたR.ウィンクラーが81m47で制した。
トラックでは男女の10000m決勝が行われ、男子はN.ヤングが29分02秒12でトップ。G.フィッシャーが0.25秒差の2位、G.ブランクスが29分03秒66で3位と、すでに世界選手権参加標準記録(27分00秒00)を突破している3人が順当に上位を占めた。女子はE.インフェルドが31分43秒56で優勝したが、標準記録には届かなかった。
このほか、男子100m予選ではK.ベドナレクが9秒95(+0.6)の全体トップタイムをマーク。パリ五輪金メダリストのN.ライルズも10秒05(+0.1)の組1着で準決勝進出を決めている。
【画像】遊戯王カードをぶら下げて会場入りしたライルズ
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— TrackTown USA (@TrackTownUSA) July 31, 2025
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