2025.07.05
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目
東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子400mハードル予選に出場したパリ五輪代表の豊田兼(トヨタ自動車)が1組で50秒37の7着に終わり、決勝進出を逃した。
前回の日本選手権では日本歴代3位の47秒99で優勝している豊田。その後、左脚を痛めてパリ五輪では実力を発揮できなかったものの、今季は4月にDL厦門の300mハードルに出場し、34秒22の日本新記録で2位に入り、静岡国際では48秒62で優勝と復調をアピールしていた。
世界選手権の参加標準記録(48秒50)への期待も膨らんだ今大会だったが、スタートから精細を欠き、ラスト50mからは大きくフォームを崩しながらフィニッシュ。レース後にはグラウンドに座り込み、車椅子で医務室へ運ばれた。6月には自身のSNSでぎっくり腰であったことを明かしており、万全の状態で臨むことができなかった。
現時点で男子400mハードルの世界選手権参加標準記録突破者は井之上駿太(富士通)のみ。今後、記録有効期限内に参加標準記録を突破すれば出場の可能性は残るものの、厳しい状況になった。
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