HOME 国内、大学

2025.05.09

1部1500mは塩原匠と大野聖登の順大勢がワン・ツー! 総合3連覇へ「少しでも力になれた」/関東IC
1部1500mは塩原匠と大野聖登の順大勢がワン・ツー! 総合3連覇へ「少しでも力になれた」/関東IC

関東インカレ男子1部1500m優勝の塩原匠(右)と2位の大野聖登

◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)2日目

学校対抗の第104回関東インカレの2日目が行われ、男子1部1500mは順大勢の塩原匠が3分50秒56で優勝し、大野聖登が3分51秒09で2着に続いた。

男子総合3連覇を狙う順大が、1500mで貴重な得点を積み重ねた。

広告の下にコンテンツが続きます

レースは序盤から大場崇義(城西大)が牽引し、400mを64秒、800mを2分12秒で通過するスローな展開に。残り600mでルーキー・山田晃央(早大)がペースを上げると、集団がばらけ始める。

「去年の関東インカレではラストのたたき合いで3番になってしまいました。その前に勝負をつけようと思っていました」と塩原。残り300mで強烈なスパートを仕掛けて、そのまま逃げ切った。

ゴール後に両腕でガッツポーズを作り、「練習の中でもラスト250mは意識してきました。順大の総合優勝に向けて、少しでも力になれたので良かったと思います」と納得していた。

塩原のスパートに虚を突かれた大野は「ラストの50mまで離されていなければ勝てたと思いますが、(残り300mで)一気に行かれたので焦ってしまった部分がありました」と反省を口にする。

ワールドユニバーシティゲームズ代表に選ばれており、「貴重な経験をさせていただけるので、自分ができることをしっかりやっていきたいです」と強調した。

◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)2日目 学校対抗の第104回関東インカレの2日目が行われ、男子1部1500mは順大勢の塩原匠が3分50秒56で優勝し、大野聖登が3分51秒09で2着に続いた。 男子総合3連覇を狙う順大が、1500mで貴重な得点を積み重ねた。 レースは序盤から大場崇義(城西大)が牽引し、400mを64秒、800mを2分12秒で通過するスローな展開に。残り600mでルーキー・山田晃央(早大)がペースを上げると、集団がばらけ始める。 「去年の関東インカレではラストのたたき合いで3番になってしまいました。その前に勝負をつけようと思っていました」と塩原。残り300mで強烈なスパートを仕掛けて、そのまま逃げ切った。 ゴール後に両腕でガッツポーズを作り、「練習の中でもラスト250mは意識してきました。順大の総合優勝に向けて、少しでも力になれたので良かったと思います」と納得していた。 塩原のスパートに虚を突かれた大野は「ラストの50mまで離されていなければ勝てたと思いますが、(残り300mで)一気に行かれたので焦ってしまった部分がありました」と反省を口にする。 ワールドユニバーシティゲームズ代表に選ばれており、「貴重な経験をさせていただけるので、自分ができることをしっかりやっていきたいです」と強調した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.18

駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

第102回箱根駅伝で3年ぶりの総合優勝を狙う駒大が12月18日、オンラインで合同会見を行い、エントリー選手が出席した。 今季の駒大は4年生の4人が強力。それぞれ希望区間を問われると、主将の山川拓馬は2区と5区、伊藤蒼唯は […]

NEWS 箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

2025.12.18

箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

前回優勝メンバーから6人が卒業 前回、10時間41分19秒の大会新記録で連覇を飾ったメンバーから6人が卒業。それも4区で歴代2位の好タイムをマークした太田蒼生(現・GMOインターネットグループ)に5、6区連続区間新で、「 […]

NEWS 横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

2025.12.18

横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

鳥取・由良育英高(現・鳥取中央育英高)の陸上部顧問として、インターハイで2度の総合優勝に導き、高校駅伝でも全国大会で2度の準優勝を果たした横山隆義氏が、12月15日、肺炎のため亡くなった。81歳だった。 横山氏は1944 […]

NEWS 26年7月に第1回U23アジア選手権開催が決定! アジア跳躍選手権も実施予定

2025.12.18

26年7月に第1回U23アジア選手権開催が決定! アジア跳躍選手権も実施予定

アジア陸連は11月に理事会を開催し、2026年7月9日から12日の日程で、第1回U23アジア選手権を中国・オルドスで開催することを発表した。 陸上競技では、U18やU20など年齢別の競技会が実施されており、U20カテゴリ […]

NEWS 中大・吉居駿恭主将「一番恩返しできるのが優勝」 溜池一太は初マラソン意向も「箱根だけしか考えていない」

2025.12.18

中大・吉居駿恭主将「一番恩返しできるのが優勝」 溜池一太は初マラソン意向も「箱根だけしか考えていない」

第102回箱根駅伝で30年ぶりとなる総合優勝を狙う中大が12月18日、東京・八王子市の多摩キャンパスで合同取材を開いた。 主将の吉居駿恭(4年)は「昨年の11月中旬くらいに(総合優勝の)目標を立てました。昨年の全日本の結 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top