5月4日、ポーランドの首都ワルシャワでWA競歩ツアー・ゴールド第4戦となる第4回コジェニョフスキ・ワルシャワ競歩カップが行われ、男子20km競歩では世界記録保持者の山西利和(愛知製鋼)が1時間20分49秒(速報値)で優勝を飾った。
レースには山西のほか、パリ五輪代表の古賀友太(大塚製薬)と髙橋和生(ADワークスグループ)が出場した。
スタート直前まで雨が降り、風も吹きつけるコンディションで行われた試合は、序盤から山西が主導権を握る。最初の1kmを4分04秒で通過すると、先頭争いは日本勢とパリ五輪20km競歩銀メダリストのC.ボンフィム(ブラジル)の4人に絞られた。
山西は5km過ぎまでにほかの3人を振り切ると、以降は独り旅で歩を進め、10kmではボンフィムに対して10秒ほどのリード。その後も周回のたびに差を広げていき、危なげない王者の歩きで優勝を手にした。
ボンフィムが1時間21分33秒で2位。髙橋が1時間22分54秒の3位でフィニッシュし、古賀はレースを途中で止めている。
山西は今年2月の日本選手権20km競歩で1時間16分10秒の世界記録で優勝し、9月の東京世界選手権の代表に選ばれている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.08.21
ハンマー投・中川達斗が70m08で金メダル!村上来花が銀メダル獲得/アジア投てき選手権
2025.08.21
ダイヤモンドリーグ・ブリュッセルに田中希実と真野友博がエントリー!
-
2025.08.21
-
2025.08.21
-
2025.08.21
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
-
2025.08.19
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
-
2025.07.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.08.21
ハンマー投・中川達斗が70m08で金メダル!村上来花が銀メダル獲得/アジア投てき選手権
◇アジア投てき選手権(8月21、22日/韓国・木甫) アジア投てき選手権の初日が行われ、男子ハンマー投で中川達斗(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が70m08で金メダルを獲得した。 中川は2回目に優勝記録を投げると、そ […]
2025.08.21
ダイヤモンドリーグ・ブリュッセルに田中希実と真野友博がエントリー!
世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)第14戦、レギュラーシリーズの最終戦となるブリュッセル大会(ベルギー)のエントリー選手が発表されている。 女子5000mに日本記録保持者の田中希実(New Balance)が […]
2025.08.21
【高校生FOCUS】男子400m・小澤耀平(城西高)広島インターハイを制覇!次に狙うはタイムで“師匠超え”
FOCUS! 高校生INTERVIEW 小澤耀平 Ozawa Yohei 城西3東京 広島インターハイからまもなく1ヵ月。男子400mを高校歴代8位タイの46秒38で制した小澤耀平選手(城西3東京)にフォーカスします。今 […]
2025.08.21
【世界陸上プレイバック】―19年ドーハ―走高跳・バルシムが地元V 日本が男子競歩2種目で金独占 4継はアジア新で銅メダル
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.08.21
【大会結果】アジア投てき選手権(2025年8月21日~22日)
【大会結果】アジア投てき選手権(2025年8月21日~22日/韓国・木浦) 男子 砲丸投 金 張浩辰(中国) 19m84 銀 邢家梁(中国) 19m76 銅 I.イワノワ(カザフスタン) 18m58 円盤投 金 呉南軍( […]
Latest Issue
最新号

2025年9月号 (8月12日発売)
衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99