2025.04.26
4月26日、アディダスの独自ロードレース「ADIZERO: ROAD TO RECORDS 2025」がアディダス本社のあるドイツ・ヘルツォーゲンアウラハで行われ、男子5kmは織橋巧(創価大)が13分45秒で日本人最上位の13位に入った。
大会にはアディダスと契約する世界のトップ選手が出場。1周1.29kmのコースを約4周するかたちで実施された5kmでは、ハーフマラソン前世界記録保持者のY.ケジェルチャ(エチオピア)のほか、日本から青学大、國學院大のメンバーを中心に8人が出場した。
ケジェルチャを含めアフリカ勢がハイペースで飛ばすなか、日本勢はそれに食らいつくかたちでレースを進める。織橋は1.1kmを3分01秒で入ると、2周目(2.4km)は6分32秒で通過。その後は、ペースの落ち込みを最小限に抑えて、日本人トップでフィニッシュした。
浦野雄平(富士通)が3秒差の14位で続き、黒田朝日(青学大)が13分53秒で15位に入った。
織橋は岐阜・中京高出身の大学3年。23年日本インカレ5000mで7位の実績を持ち、学生駅伝は今年1月の箱根で7区区間8位と、チームのシード権獲得に貢献した。2月には日本学生ハーフで1時間1分16秒をマークするなど、ロードでも適正を見せている。
優勝はケジェルチャで、12分54秒の好タイムで2連覇を飾った。
このほか、男子1マイルには3000m中学記録保持者の稲垣翔馴(洛南高1京都)が出場し、4分13秒95で15位。同10kmでは石丸修那(創価大)が30分07秒で22位に入った。なお、女子1マイルにエントリーしていた久保凛(東大阪大敬愛高)は出場しなかった。
ADIZERO: ROAD TO RECORDS男子5km日本人成績
13位 織橋巧(創価大) 13分45秒 14位 浦野雄平(富士通) 13分48秒 15位 黒田朝日(青学大) 13分53秒 20位 浅野結太(國學院大) 14分07秒 22位 飯國新太(國學院大) 14分15秒 23位 尾熊迅斗(國學院大) 14分23秒 24位 飯田翔大(青学大) 14分23秒 25位 小河原陽琉(青学大) 14分35秒RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.07
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.12.13
箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」
箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]
2025.12.13
連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]
2025.12.13
ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中
12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025