2025.04.26

◇日本学生個人選手権(4月25日~27日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)2日目
ワールドユニバーシティゲームズ代表選考会を兼ねた日本学生個人選手権が行われ、女子走高跳は伊藤楓(日体大)が1m81の大会タイ記録で優勝した。
1m81に成功したのは3回目だった。1、2本目は自己ベストを超える高さに「助走で力が入っていました」。前半からリラックスして入ることで、「基本に戻れました」と3年ぶりの自己記録更新につなげた。
最後はワールドユニバーシティゲームズの派遣標準記録でもある1m84に挑戦したものの、クリアはならなかった。それでも「行けそうな感覚がありました。もっと行けるという実感が沸いた試合でした」と声を弾ませる。
昨季は「記録につながらないすごく苦しいシーズンでした」と、1m75にとどまっていた。冬季の段階から基礎から見直し、同期の練習熱心さにも恵まれてきつい練習も乗り越えてこられた。
さらに東京高の先輩でもある髙橋渚(センコー)が1m92の室内日本新記録をマーク。「すごく刺激をいただいています。自分もそういうところで戦いたいと思える原動力になっています」。近くで練習する機会もあり、貴重な経験となっている。
今季は春先から自己記録を更新し、幸先の良いスタートを切った。「記録も出したいですが、まずは関東インカレと日本インカレで勝ちたい。記録は1m80後半を狙っていけるようにしたいです」と前を向いた。
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