◇日本学生個人選手権(4月25日~27日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)2日目
ワールドユニバーシティゲームズ代表選考会を兼ねた日本学生個人選手権が行われ、男子800mはこの種目で今季初戦となった日本記録保持者の落合晃が準決勝2組を1分48秒17の1着で27日の決勝へ進んだ。
貫禄の強さだった。初々しい駒大のユニフォームで準決勝に臨んだ落合は、53秒で通過した400mでは2、3番手だったが、残り300m付近で先頭に出るとそのまま逃げ切る。「タイムは意識していなくて、決勝へ進むことが一つの目的でした」と涼しい表情だった。
今季は金栗記念の1500mで自己記録をマークしたが、800mは今季初戦。「少し不安がある中でしたが、予選から準決勝にかけて調子も上げられています」とうなずく。
高校時代とベースは大きくは変わっていないというが、3月に米国・アルバカーキで合宿をするなど持久力を高める期間があった。「去年に比べると力が付いてきてる実感はあります。予選、準決とを走ってもまだまだ余裕がありました」。
今季は東京世界選手権の参加標準記録(1分44秒50)突破が大きな目標だ。そのためにも、27日の決勝で「少しでも近づけるように準備したいです」とまっすぐなまなざしで語った。
【動画】落合晃が25年の800m初戦 準決勝をチェック!
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.04.29
-
2025.04.29
-
2025.04.29
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
2025.04.28
100mH田中佑美が国内初戦「ここから毎週のように緊張する」/織田記念
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.30
女子七種競技・アラウホが今季世界最高6396点で優勝 男子100mはバルディが9秒99/南米選手権
4月25日から27日まで、アルゼンチンのマル・デル・プラタで南米選手権が開催され、女子七種競技ではM.アラウホ(コロンビア)が6396点(13秒13、1m73、13m55、24秒43/6m55、47m62、2分17秒38 […]
2025.04.29
“ラストシーズン”の寺田明日香「意外と走れた」決勝6位も予選で12秒台マーク/織田記念
◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子100mハードルは中島ひとみ(長谷川体育施設)が自己新となる12秒93(+1.8)で優勝した。 東京五輪代表で元 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)