2025.04.22
株式会社M&Aベストパートナーズは4月21日、東京都内で同社の陸上部「MABPマーヴェリック」のお披露目会を開いた。
チームは2023年12月に発足。プロランナーとして活動する青学大OBの神野大地をプレイングマネージャー、神野のマネジメントを務めてきた青学大元主務の髙木聖也さんをゼネラルマネージャー(GM)に据え、昨年からスカウトを始めた。
その後、中大OBの堀尾謙介や東海大OBの鬼塚翔太が加わり、今春3人の新卒選手を迎え、計10人の選手で今年4月から本格的に始動した。
神野プレイングマネージャーは「陸上は他のスポーツにも負けていないと思っています。実業団の世界ももっと盛り上がるべきです」とチーム立ち上げの思いを明かす。
そのためには結果が求められるとし、「創部1年目でニューイヤー駅伝初出場、5年で入賞、10年で優勝を目指してチームで一枚岩になって戦っていきたいです」と力強く決意した。
神野の一つ上で、青学大時代に学生マネージャー・主務としてチームを支えた髙木GM。卒業後は再びタッグを組みつつ、アスリートのマネジメントやコーチング、クラブの運営などに携わった。
髙木GMは「陸上部として売り上げを上げていき、ビジネスとして展開します。もう一つは競技結果を徹底的に追求し、世界陸上やオリンピックに出場するメンバーを輩出していきます」と挨拶した。
國學院大出身で、九電工から移籍した木付琳が初代の主将を務める。自ら神野に接触して移籍を決め、「今は非常に楽しみです。自分に今求められていることは駅伝でチームを導くことだと思っています。(チームには)1500mからマラソンランナーまでいますが、練習の雰囲気や質も良くやれています」と話していた。
M&AベストパートナーズはM&A仲介会社。陸上部の部長を務める松尾直樹代表取締役副社長は、専大で2度箱根駅伝を経験した。チーム名の「マーヴェリック」は英語で「異端者」を意味している。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.11
タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル
東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]
2025.12.11
青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」
第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]
2025.12.11
箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」
第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ
第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025