2025.04.02
ニトリ女子ランニングチームは4月1日、酒井美玖、飯島理子、髙橋朱穂、鈴木凜皇の4選手が新加入したことを発表した。
22歳の酒井は昨年末に肥後銀行を退社し、フリー期間を経ての入社。福岡・北九州市立高3年時には全国高校駅伝1区区間賞を獲得するなど注目を集めた。
デンソーを経て23年に入社した肥後銀行では、23年に全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝)の最長3区で区間賞。24年は日本選手権クロカン8kmに優勝し、世界クロカン日本代表に選出されている。
飯島は2000年生まれの24歳。山梨・甲府北中から福岡・筑紫女学園高へ進学すると、全国高校駅伝に1年時から3年連続で3区を走ったほか、3年時には3000mでインターハイに出場している。
卒業後は積水化学へ入社し、1年目の19年にはクイーンズ駅伝に4区で出走。22年に埼玉医科大グループに移籍してからは、チームの主軸としてプリンセス駅伝などで活躍した。
亜細亜大卒の高橋は埼玉・東松山北中から本庄一高へ進み、駅伝では関東大会に出場。大学入学後は1年時に富士山女子駅伝2区、2、3年時は全日本大学女子駅伝の最長区間5区に出走したほか、5000m16分01秒74、10000m33分19秒22、ハーフマラソン1時間11分52秒といずれも大学記録を樹立している。
茨城・水城高卒の鈴木は中郷中時代からトラック、駅伝で全国大会の出場経験を重ね、全国高校駅伝では2年連続で1区を務めた。昨年は3000m障害でU20日本選手権10位に入っている。
酒井は「今後は私の走りで世界中に夢と感動を届けていけるよう精いっぱい努力していきます」、飯島は「応援、サポートしてくださる方への感謝の気持ちを忘れず、走りで恩返しできるように頑張ります」、髙橋は「感謝の気持ちと皆様に応援されるような選手になれるよう日々陸上競技を頑張っていきたいと思います」、鈴木は「恵まれている環境で走れることに感謝の気持ちを忘れず、支えてくれている方々に走りで恩返しできるように精いっぱい頑張ります」とそれぞれ公式サイトにコメントを綴った。
ニトリは2015年4月に創部し、11年目のシーズンに向けて大幅な補強を実施。総勢12名でクイーンズ駅伝での躍進に挑む。
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