2025.03.20
日本陸連は3月18日から20日までの3日間、味の素ナショナルトレーニングセンターで3000m障害の測定研修合宿を行い、最終日はメディアに公開された。
昨年も男子のシニアの一部選手を対象に合宿を行ったが、今回は初めて男女のシニア・ジュニアの有力選手が一堂に会した。シニア男子ではパリ五輪8位の三浦龍司(SUBARU)や、ブダペスト世界選手権ファイナリストの青木涼真(Honda)らが参加。また、女子シニアでは24年リストトップの齋藤みう(日体大→パナソニック)、ジュニア男子も佐々木哲(佐久長聖高→早大)らがそろった。
この日は400mハードルが専門で、佐藤拳太郎(富士通)らを指導する城西大の千葉佳裕コーチのドリルなどで身体を動かすと、800m×5本(うち2本を障害3台)のインターバル練習をこなすなどした。
日本陸連の高岡寿成シニアディレクターは「科学委員会の力を借りての測定や、世界と勝負するための(足を掛けない)ハードリングをテーマにして千葉先生にハードルドリルや技術を学びました」と説明。3000m障害に特化した合宿を実施した背景に「三浦選手が世界大会で入賞を続けてくれたことが大きく、いろいろ分析して強化・育成に取り組んでいければ」と狙いを明かす。
昨年は日帰りだったが、今回初めて通して参加した三浦は「いろいろな交流もできましたし、ハードルドリルなど新たな学びもありました。充実した有意義な合宿になりました」と振り返る。
測定したデータなどをトレーニングに生かすのは「これから。蓄積していって、データが残っていけば参考にしていける」と高岡シニアディレクター。東京世界選手権や将来に向けて「これからのシーズンで多くの選手が活躍し、東京世界選手権にも(代表)3枠でいければ」と語った。
※記事を一部修正しました
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.26
【大会結果】日本学生個人選手権(2025年4月25日~27日)
2025.04.25
編集部コラム「どこよりも早い!?アジア選手権展望」
-
2025.04.25
-
2025.04.25
-
2025.04.25
-
2025.04.19
-
2025.04.20
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.26
【大会結果】日本学生個人選手権(2025年4月25日~27日)
【大会結果】日本学生個人選手権(2025年4月25~27日/神奈川・平塚、ハンマー投のみ東海大) ●男子 100m 200m 400m 800m 1500m 前田陽向(環太平洋大4) 4分03秒64 […]
2025.04.25
編集部コラム「どこよりも早い!?アジア選手権展望」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.04.25
前田彩花が選考レース10000m1着! ハーフの悔しさ晴らし「余裕持って走れた」/日本学生個人
◇日本学生個人選手権(4月25日~27日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)1日目 日本学生個人選手権内でワールドユニバーシティゲームズ代表選考会の女子10000mが行われ、前田彩花(関大)が33分10秒60で1着だった […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)