HOME 箱根駅伝

2025.03.08

東京マラソンで果敢な走りを見せた青学大・太田蒼生 ハイペースも「不可能じゃないと思いました」
東京マラソンで果敢な走りを見せた青学大・太田蒼生 ハイペースも「不可能じゃないと思いました」

太田蒼生(青学大)

第101回箱根駅伝で2年連続8回目の総合優勝を果たした青学大が3月8日、東京都内のホテルで優勝祝勝会を開いた。

東京マラソンで初マラソンに挑戦し、低体温症と低血糖のため36kmで途中棄権した太田蒼生(4年)は「低体温もすぐに治ったので、あまり引きずっていないです」と振り返った。

太田は「箱根駅伝の8割くらいの調子」ながら、2時間1分台を見据える1km2分52~53秒の先頭集団に果敢につき、ハーフは自己記録を上回る1時間1分19秒で通過。22km付近から後方に下がり、少しずつペースダウンした。

広告の下にコンテンツが続きます

「きつくなったのは22kmからです。そこまでは何もきつくなくて、(1km)2分52~54秒というペースは不可能ではないと思いました。それが知れたことがすごく大きかったです」と実感を込める。

卒業後はGMOインターネットグループに所属しながら、プロランナーとして競技を続けることを表明している。3月7日からジョグを再開しており、「マラソンを走るために距離を延ばしていきたいです」。大学時代は距離走が最長でも35km程度で、今後は40kmや45kmと少しずつ走り込みを続けるプランを練る。

次のレースは4月の中国・上海ハーフマラソンを予定。今季のレース予定については「確定していません」としつつ、「マラソンは何本か走ろうと思っています」と明かした。

太田は箱根で3、4年時に3・4区で区間賞を獲得して総合優勝に貢献。ハーフマラソンでは1時間2分30秒のベストを持っている。

第101回箱根駅伝で2年連続8回目の総合優勝を果たした青学大が3月8日、東京都内のホテルで優勝祝勝会を開いた。 東京マラソンで初マラソンに挑戦し、低体温症と低血糖のため36kmで途中棄権した太田蒼生(4年)は「低体温もすぐに治ったので、あまり引きずっていないです」と振り返った。 太田は「箱根駅伝の8割くらいの調子」ながら、2時間1分台を見据える1km2分52~53秒の先頭集団に果敢につき、ハーフは自己記録を上回る1時間1分19秒で通過。22km付近から後方に下がり、少しずつペースダウンした。 「きつくなったのは22kmからです。そこまでは何もきつくなくて、(1km)2分52~54秒というペースは不可能ではないと思いました。それが知れたことがすごく大きかったです」と実感を込める。 卒業後はGMOインターネットグループに所属しながら、プロランナーとして競技を続けることを表明している。3月7日からジョグを再開しており、「マラソンを走るために距離を延ばしていきたいです」。大学時代は距離走が最長でも35km程度で、今後は40kmや45kmと少しずつ走り込みを続けるプランを練る。 次のレースは4月の中国・上海ハーフマラソンを予定。今季のレース予定については「確定していません」としつつ、「マラソンは何本か走ろうと思っています」と明かした。 太田は箱根で3、4年時に3・4区で区間賞を獲得して総合優勝に貢献。ハーフマラソンでは1時間2分30秒のベストを持っている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.15

関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!

第69回関西スポーツ賞の個人部門に、男子20km競歩で世界新記録を樹立した山西利和(愛知製鋼)、東京世界選手権女子800m出場の久保凛(東大阪大敬愛高3)が選出された。 同賞はその年の優秀な成績、関西スポーツ界への貢献度 […]

NEWS なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは
PR

2025.12.15

なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは

スイスのスポーツブランド「On(オン)」。同社は、陸上の男子3000m障害の日本記録保持者で、9月に東京で開催された世界選手権で最後まで優勝争いを演じて8位入賞を果たした三浦龍司(SUBARU)や、学生時代から駅伝やトラ […]

NEWS 2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

2025.12.15

2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

日本学生陸上競技連合は12月15日、2026年度の主催競技会日程を発表し、第95回日本インカレは9月5日~7日に神奈川県横浜市の日産スタジアムでの開催が決まった。 ただし、暑熱対策として、同大会実施種目のうち男女競歩は1 […]

NEWS アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

2025.12.15

アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームは12月15日、最新ランニングシリーズ「UA ベロシティ」を12月20日より発売することを発表した。 新モデルは、ランナー一人ひとりの目的やレベルに応じて最適な1足を選べ […]

NEWS 女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

2025.12.15

女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

12月14日、ポルトガル・ラゴアで欧州クロスカントリー選手権が行われ、女子(7470m)はパリ五輪10000m銀メダルのN.バットクレッティ(イタリア)が24分52秒で優勝した。 バットクレッティは現在25歳。今年の東京 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top