2025.03.06
広島国際大は3月5日、男子陸上部の監督に坂口泰氏が4月1日付で就任すると発表した。
広島県出身の坂口氏は63歳。広島・世羅高3年時にインターハイ1500m優勝、5000mでも3位に入った。全国高校駅伝では1区区間賞と活躍し、進学した早大では箱根駅伝に4年連続で出場。2、3年時に9区区間賞。4年時には主将として30年ぶりの総合優勝に貢献している。
卒業後にヱスビー食品入社すると、全日本実業団対抗駅伝で4連覇を達成。マラソンでも活躍し、87年のびわ湖毎日マラソンでの2位(2時間11分08秒)が最高成績だった。
現役引退後は89年の中国電力陸上部創部に携わると、コーチを経て92年から監督に就任した。04年と07年に全日本実業団駅伝で優勝。マラソンでも油谷繁、尾方剛、佐藤敦之ら五輪代表を育てた。17年に一度総監督となったが、21年に監督に復帰。その後、総監督を経て、昨年6月で退職していた。
広島国際大の陸上部は22年4月から大学の強化指定団体となっている。同大は「(坂口氏が)指導の集大成として選んだのは地元広島の本学。男子陸上競技部はこれまで目立つ成績を残していないため、坂口監督にとって再びゼロからのスタートとなります」と説明している。
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