HOME 国内、世界陸上

2025.02.17

男子世界新Vの山西利和、女子日本新の藤井菜々子が東京世界陸上代表内定/日本選手権20km競歩
男子世界新Vの山西利和、女子日本新の藤井菜々子が東京世界陸上代表内定/日本選手権20km競歩

日本選手権20km競歩の様子

◇第108回日本選手権20km競歩(2月16日/兵庫県神戸市・六甲アイランド付設コース)

東京世界選手権代表選考会を兼ねた第108回日本選手権20km競歩が2月16日行われた。

男子は山西利和(愛知製鋼)が1時間16分10秒の世界新記録で4大会ぶり3度目の優勝。東京世界選手権の派遣設定記録(1時間18分30秒)を突破して優勝し、世界選手権代表に内定した。従来の世界記録は鈴木雄介が15年に出した2時間16分36秒で、これを10年ぶりに塗り替えている。

1時間17分24秒(世界歴代10位タイ、日本歴代3位タイ)で2位に入った丸尾知司(愛知製鋼)、1時間17分38秒(日本歴代7位)で3位の吉川絢斗(サンベルクス)も派遣設定記録を突破。代表選考に優先順の高い日本選手権で上位を占め、代表入りが濃厚となった。

4位にパリ五輪代表の濱西諒(サンベルクス)。こちらも1時間17分53秒の好記録。5位・髙橋和生(ADワークスグループ)が1時間18分23秒、パリ五輪8位の古賀友太(大塚製薬)が1時間18分26秒の6位と、ここまで派遣設定記録を突破するハイレベルだった。

女子は藤井菜々子(エディオン)が1時間26分33秒の日本新で派遣設定記録(1時間28分00秒)を突破して優勝。東京世界陸上世界選手権代表に内定した。

広告の下にコンテンツが続きます

2位の岡田久美子(富士通)はセカンドベストとなる1時間28分17秒をマーク。東京世界選手権の参加標準記録(1時間28分30秒)をクリアし、自身6度目の世界選手権に大きく前進した。

3位は梅野倖子(順大)が学生歴代4位の1時間31分02秒で続き、4位にパリ五輪代表の柳井綾音(立命大/1時間33分33秒)だった。

◇第108回日本選手権20km競歩(2月16日/兵庫県神戸市・六甲アイランド付設コース) 東京世界選手権代表選考会を兼ねた第108回日本選手権20km競歩が2月16日行われた。 男子は山西利和(愛知製鋼)が1時間16分10秒の世界新記録で4大会ぶり3度目の優勝。東京世界選手権の派遣設定記録(1時間18分30秒)を突破して優勝し、世界選手権代表に内定した。従来の世界記録は鈴木雄介が15年に出した2時間16分36秒で、これを10年ぶりに塗り替えている。 1時間17分24秒(世界歴代10位タイ、日本歴代3位タイ)で2位に入った丸尾知司(愛知製鋼)、1時間17分38秒(日本歴代7位)で3位の吉川絢斗(サンベルクス)も派遣設定記録を突破。代表選考に優先順の高い日本選手権で上位を占め、代表入りが濃厚となった。 4位にパリ五輪代表の濱西諒(サンベルクス)。こちらも1時間17分53秒の好記録。5位・髙橋和生(ADワークスグループ)が1時間18分23秒、パリ五輪8位の古賀友太(大塚製薬)が1時間18分26秒の6位と、ここまで派遣設定記録を突破するハイレベルだった。 女子は藤井菜々子(エディオン)が1時間26分33秒の日本新で派遣設定記録(1時間28分00秒)を突破して優勝。東京世界陸上世界選手権代表に内定した。 2位の岡田久美子(富士通)はセカンドベストとなる1時間28分17秒をマーク。東京世界選手権の参加標準記録(1時間28分30秒)をクリアし、自身6度目の世界選手権に大きく前進した。 3位は梅野倖子(順大)が学生歴代4位の1時間31分02秒で続き、4位にパリ五輪代表の柳井綾音(立命大/1時間33分33秒)だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.17

森凪也1500mで2戦連続自己新 青木アリエ300m4位 田島愛理3000m初8分台で5位/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアーチャレンジャーのミーティング・ボル・モンが8月16日、ベルギー・ルーバンで行われ、多数の日本選手が出場した。 この大会は、種目によって実績やタイムなどで上位カテゴリーと下位カテゴリーに […]

NEWS 円盤投日本記録保持者・湯上剛輝が63m36で3位 有効試技すべて60m以上

2025.08.17

円盤投日本記録保持者・湯上剛輝が63m36で3位 有効試技すべて60m以上

米国・オクラホマで8月16日に行われたオクラホマ・スロー・シリーズのエリート男子円盤投で湯上剛輝(トヨタ自動車)がセカンドベストの63m36を放って3位に入った。 4月下旬に同地で行われた競技会で64m48の日本記録をマ […]

NEWS 400mHワルホルムがセカンドベストでV、ボル今季世界最高 3000mキピエゴン世界歴代2位/DLシレジア

2025.08.17

400mHワルホルムがセカンドベストでV、ボル今季世界最高 3000mキピエゴン世界歴代2位/DLシレジア

ダイヤモンドリーグ(DL)第12戦のシレジア・カミラ・スコリモフスカ記念が8月16日、ポーランド・シレジアで開催され、男子400mハードルは世界記録(45秒94)保持者のK.ワルホルム(ノルウェー)が自己2番目となる46 […]

NEWS 大記録ラッシュ!!110mH村竹ラシッド12秒92!鵜澤20秒11、福部12秒73、栁田10秒00/福井ナイトゲームズ

2025.08.17

大記録ラッシュ!!110mH村竹ラシッド12秒92!鵜澤20秒11、福部12秒73、栁田10秒00/福井ナイトゲームズ

◇Athlete Night Games in FUKUI(8月15、16日/福井・9.98スタジアム) 日本グランプリシリーズのAthlete Night Gameの2日目が行われた。 毎年、好記録ラッシュに沸くこの大 […]

NEWS 中学生アスリートの祭典 沖縄全中が今日開幕! 新記録、好勝負に注目

2025.08.17

中学生アスリートの祭典 沖縄全中が今日開幕! 新記録、好勝負に注目

◇沖縄全中(8月17日~20日/沖縄・沖縄県総合運動公園陸上競技場) 8月17日から4日間、中学日本一を懸けた全中が沖縄県沖縄市で開催される。 全中も7月の日本選手権やインターハイ同様に暑熱対策のため、正午前から15時頃 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top