2025.02.09
第75回富士宮駅伝は2月9日、静岡・富士宮市役所前を発着点とする6区間32.7kmで行われ、一般の部では中大が1時間37分51秒の大会新記録で優勝を飾った。
同大会は、富士宮市の名勝である白糸の滝が1950年に全国観光百選・滝の部で百選に選ばれたことを機に、1951年にスタート。標高差370mのコースを、1区5.4km、2区4.6km、3区5.5km、4区6.8km、5区5km、6区5.4kmの区間距離で争う。かつては実業団チームや地元の滝ヶ原自衛隊などが優勝を重ねていたが、近年は関東の大学チームが多く参戦し、上位を占めている。
レースでは1区5位でスタートした中大が、2区で佐藤大介が14分16秒の区間新記録で一気にトップに浮上。最も上り坂がきつい3区には箱根駅伝で5区を務めた園木大斗が17分44秒と区間トップと好走し、リードを広げた。5区の並川颯太も区間新の快走を見せた中大は、昨年の駒大が樹立した大会記録(1時間39分20秒)を1分以上も塗り替える継走を見せた。
1時間38分55秒の2位には神奈川大Aが入り、6区で吉本真啓が区間賞を獲得した駒大が1時間39分00秒で3位と続いた。
高校の部は浜松日体高、中学は富士常葉JC、女子は東農大が優勝を飾っている。
富士宮駅伝の上位成績
一般の部 1位 中大 1時間37分51秒 (田原琥太郎、佐藤大介、園木大斗、鈴木耕太郎、並川颯太、原田望睦) 2位 神奈川大A 1時間38分55秒 (平川瑠星、赤池祥、酒井健成、髙潮瑛、山本琉楓 、中原優人) 3位 駒大 1時間39分00秒 (大和田貴治、工藤信太朗、中野颯人、林晄生、杉田遥翔、吉本真啓) 4位 法大 1時間40分27秒 5位 神奈川大A 1時間40分33秒 6位 練馬自衛隊 1時間42分30秒 [adinserter block="4"] 区間賞 1区 古川隼(練馬自衛隊) 16分29秒=区間新 2区 佐藤大介(中大) 14分16秒=区間新 3区 園木大斗(中大) 17分44秒 4区 新妻玲旺(神奈川大B) 19分07秒 5区 並川颯太(中大) 14分13秒=区間新 6区 吉本真啓(駒大) 15分00秒RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.06
やり投・﨑山雄太がヤマダHDへ!「新たな船出」今年日本歴代2位、世界陸上代表
2025.12.05
西山和弥、竹内竜真、デレセらが防府読売マラソンでV目指す 五輪MGC出場権懸けた一戦
2025.12.05
細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.06
やり投・﨑山雄太がヤマダHDへ!「新たな船出」今年日本歴代2位、世界陸上代表
男子やり投の﨑山雄太が自身のSNSを更新し、12月1日からヤマダホールディングスに移籍加入したことを発表した。 﨑山は奈良県出身の29歳。大阪・関西創価高でやり投を始めるとケガのため主要大会の実績こそないが、日大入学早々 […]
2025.12.05
西山和弥、竹内竜真、デレセらが防府読売マラソンでV目指す 五輪MGC出場権懸けた一戦
◇第56回防府読売マラソン(12月7日/山口県防府市) MGCシリーズ2025-26の第56回防府読売マラソンが12月7日(日)に行われる。大会は男子がMGCシリーズのG1(グレード1)、女子がG3に位置づけられており、 […]
2025.12.05
細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ
◇福岡国際マラソン2025(12月7日/福岡市・平和台陸上競技場発着) MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソン2025が12月7日に行われる。来年の名古屋アジア大会代表選考会を兼ねているだけでなく、28年 […]
2025.12.05
ナイキから高いサポート性に優れたランニングシューズ「ナイキ ストラクチャー プラス」が登場!
ナイキは、快適さと楽しさを併せ持ったスタビリティシューズであるナイキ ストラクチャー プラスを発売することを発表した。 ナイキではロードランニングシューズをシンプルな3つのカテゴリー(ペガサス、ボメロ、ストラクチャー)に […]
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025