HOME 海外

2024.12.06

WAがビスレットゲームズをプラチナラベルに認定 持続可能な競技会を運営
WAがビスレットゲームズをプラチナラベルに認定 持続可能な競技会を運営

60年以上の歴史を持つビスレッドゲームズ 写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

ノルウェー・オスロで実施されている「ビスレットゲームズ」が、世界陸連(WA)が定める持続可能性の基準の最高レベルを達成した1dayイベントとして初めて認定された。

WAは今年1月からより良い世界のための競技基準(Athletics for a Better World Standard)を設定し、WAによる国際大会実施における要件となっていた。基準は大会が環境に与える影響を最小化し、社会的・地域経済的利益を最大化するため55の行動分野から構成されている。

「ビスレットゲームズ」は選手が宿舎から競技場に移動する際に電動バスを使用したのをはじめ、大会運営に関わるエネルギーをすべて再生可能エネルギーでまかなったという。また、組織委員会における男女比率を等しくしたことも評価され、協議基準で最高ランクとなるプラチナラベルの認定を受けた。同大会は1965年から行われている由緒ある大会。ダイヤモンドリーグの大会にも指定されていて、来年は6月12日に開催される。

広告の下にコンテンツが続きます
ノルウェー・オスロで実施されている「ビスレットゲームズ」が、世界陸連(WA)が定める持続可能性の基準の最高レベルを達成した1dayイベントとして初めて認定された。 WAは今年1月からより良い世界のための競技基準(Athletics for a Better World Standard)を設定し、WAによる国際大会実施における要件となっていた。基準は大会が環境に与える影響を最小化し、社会的・地域経済的利益を最大化するため55の行動分野から構成されている。 「ビスレットゲームズ」は選手が宿舎から競技場に移動する際に電動バスを使用したのをはじめ、大会運営に関わるエネルギーをすべて再生可能エネルギーでまかなったという。また、組織委員会における男女比率を等しくしたことも評価され、協議基準で最高ランクとなるプラチナラベルの認定を受けた。同大会は1965年から行われている由緒ある大会。ダイヤモンドリーグの大会にも指定されていて、来年は6月12日に開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.04

飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]

NEWS 世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

2025.12.04

世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

日本陸連は12月4日、米国・タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日)のU20日本代表を発表した。 11月30日の京都陸協記録会内で行われた選考会の上位選手を中心に選考され、男子は今季のイン […]

NEWS 世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

2025.12.04

世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]

NEWS 北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2025.12.04

北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2026年1月2日放送の「木梨憲武のスポーツKING!」に、JALの北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽が参戦することがわかった。 現役トップアスリートやレジェンドが、木梨憲武らと異種競技バトルを繰り広げる正月恒例の特別番組 […]

NEWS 世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能

2025.12.04

世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能

世界陸連(WA)は12月2日・3日の両日に評議会を開催し、各種ルールの確認や規則改定について協議した。 その中で、WA主催大会の一部種目で設けられていた年齢制限を撤廃することが決まった。 従来は、マラソンおよび35km競 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top