HOME 高校

2024.11.15

都大路へのラストチャンス!今週末は関東、北信越、中国、四国、全九州が開催 熾烈な地区代表に注目/地区高校駅伝
都大路へのラストチャンス!今週末は関東、北信越、中国、四国、全九州が開催 熾烈な地区代表に注目/地区高校駅伝

23年全九州高校駅伝男子1区

全国高校駅伝の出場権を懸けた地区高校駅伝が今週末(11月16日、17日)に全国5ヵ所で行われる。

今年の全国大会(12月22日/京都)から、通例の都道府県代表に加え、5年に1回だった地区代表が男女ともに常設される。地区代表は、地区高校駅伝(地区大会)で都道府県1位を除いた最上位校。年末の都大路出場を懸けたラストチャンスとなる。

今週末開催の地区大会は関東、北信越、中国、四国、全九州。このうち、関東はレースこそ一緒に行うが、北関東(茨城、栃木、群馬、埼玉)と南関東(千葉、東京、神奈川、山梨)のそれぞれに地区代表がある。また、全九州も同様に北九州(福岡、佐賀、長崎、大分)と南九州(熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)に地区代表が設けられている。

広告の下にコンテンツが続きます

南関東の男子は、千葉2位・西武台千葉、同3位・市船橋、東京2位・駒大、同3位・國學院久我山、神奈川2位・川崎橘、同3位・東海大相模などが乱立し、終盤までもつれそうだ。

中国大会の女子は、昨年まで都大路の常連だった興譲館(岡山)と世羅(広島)が、県大会でそれぞれ2位に終わっており、たった1枚の全国切符を懸けて激戦が予想される。

北九州の女子は、自由ケ丘、北九州市立といった福岡勢を中心に地区代表争いを演じるだろう。南九州の男子は熊本2位・開新、宮崎2位・宮崎日大、鹿児島2位の鹿児島城西あたりで乱戦になるかもしれない。

また、佐久長聖(長野/男子)、仙台育英(宮城/男女)、八千代松陰(千葉/男子)、倉敷(岡山/男女)、神村学園(鹿児島/女子)など、すでに全国大会出場を決めたチームにも注目。都県大会以上のタイムを狙ってくるか。または選手を入れ替えて都大路登録メンバー入りの指標とするか。全国を見据えたチーム戦略が現われそうだ。

<今週の地区高校駅伝日程>※カッコ内は開催県
11月16日→関東(群馬)、全九州(宮崎)
11月17日→北信越(長野)、中国(岡山)、四国(香川)

2024全国高校駅伝出場チームはこちら!
高校駅伝2024年日程をチェック!

全国高校駅伝の出場権を懸けた地区高校駅伝が今週末(11月16日、17日)に全国5ヵ所で行われる。 今年の全国大会(12月22日/京都)から、通例の都道府県代表に加え、5年に1回だった地区代表が男女ともに常設される。地区代表は、地区高校駅伝(地区大会)で都道府県1位を除いた最上位校。年末の都大路出場を懸けたラストチャンスとなる。 今週末開催の地区大会は関東、北信越、中国、四国、全九州。このうち、関東はレースこそ一緒に行うが、北関東(茨城、栃木、群馬、埼玉)と南関東(千葉、東京、神奈川、山梨)のそれぞれに地区代表がある。また、全九州も同様に北九州(福岡、佐賀、長崎、大分)と南九州(熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)に地区代表が設けられている。 南関東の男子は、千葉2位・西武台千葉、同3位・市船橋、東京2位・駒大、同3位・國學院久我山、神奈川2位・川崎橘、同3位・東海大相模などが乱立し、終盤までもつれそうだ。 中国大会の女子は、昨年まで都大路の常連だった興譲館(岡山)と世羅(広島)が、県大会でそれぞれ2位に終わっており、たった1枚の全国切符を懸けて激戦が予想される。 北九州の女子は、自由ケ丘、北九州市立といった福岡勢を中心に地区代表争いを演じるだろう。南九州の男子は熊本2位・開新、宮崎2位・宮崎日大、鹿児島2位の鹿児島城西あたりで乱戦になるかもしれない。 また、佐久長聖(長野/男子)、仙台育英(宮城/男女)、八千代松陰(千葉/男子)、倉敷(岡山/男女)、神村学園(鹿児島/女子)など、すでに全国大会出場を決めたチームにも注目。都県大会以上のタイムを狙ってくるか。または選手を入れ替えて都大路登録メンバー入りの指標とするか。全国を見据えたチーム戦略が現われそうだ。 <今週の地区高校駅伝日程>※カッコ内は開催県 11月16日→関東(群馬)、全九州(宮崎) 11月17日→北信越(長野)、中国(岡山)、四国(香川) 2024全国高校駅伝出場チームはこちら! 高校駅伝2024年日程をチェック!

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.09

女子七種競技・本多七が5414点! 自己記録80点更新し、U20歴代&高校歴代2位/エブリバディ・デカスロン

11月8日、9日の両日、愛知県の美浜町運動公園陸上競技場で第30回エブリバディ・デカスロン in 愛知が開催され、女子七種競技で本多七(園田学園高3兵庫)が5414点の高校歴代2位となる好記録で優勝を飾った。 昨年のイン […]

NEWS ニューイヤー駅伝出場チームが決定! 3チームが記念大会枠獲得で40チーム  旭化成は40年連続の節目 MABPが初全国

2025.11.09

ニューイヤー駅伝出場チームが決定! 3チームが記念大会枠獲得で40チーム 旭化成は40年連続の節目 MABPが初全国

来年元日の第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝、群馬県庁発着)の出場チームが、11月9日の中部・北陸、関西、中国地区予選の終了をもって出そろった。 ニューイヤー駅伝の出場枠は例年37チームだが、今回は70回の記 […]

NEWS やり投・新井涼平が母校で引退試合「競技者としても人間としても成長」

2025.11.09

やり投・新井涼平が母校で引退試合「競技者としても人間としても成長」

男子やり投で今季限りでの引退を表明している新井涼平(スズキ)が11月8日、母校・国士舘大の記録会に出場して競技生活に別れを告げた。 1991年6月23日生まれの34歳。埼玉県長瀞町出身で、小学校時代はソフトボール部、中学 […]

NEWS 中国電力が2年ぶり22回目のV 6区・池田勘汰で逆転/中国実業団対抗駅伝

2025.11.09

中国電力が2年ぶり22回目のV 6区・池田勘汰で逆転/中国実業団対抗駅伝

◇第64回中国実業団対抗駅伝(11月9日/広島・せら文化センター発着、7区間80.8km) 第64回中国実業団対抗駅伝が行われ、中国電力が3時間58分08秒の大会新記録で2年ぶり22回目の優勝を果たした。 中国電力は1区 […]

NEWS 最終4組に青学大・黒田朝日、中大・溜池一太、立教大・國安広⼈らがエントリー! MARCH対抗戦スタートリスト発表

2025.11.09

最終4組に青学大・黒田朝日、中大・溜池一太、立教大・國安広⼈らがエントリー! MARCH対抗戦スタートリスト発表

11月22日に町田GIONスタジアムで行われるコラントッテプレゼンツMARCH対抗戦2025のスタートリストが、大会を主催するアスリートキャリアセンター絆ランニング倶楽部から発表された。 最終の4組には各大学のエース級の […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top