HOME 高校

2024.11.03

男子・作新学院が34年ぶりV!女子は宇都宮文星女が1区から独走で5連覇/栃木県高校駅伝
男子・作新学院が34年ぶりV!女子は宇都宮文星女が1区から独走で5連覇/栃木県高校駅伝

24年栃木県高校駅伝で優勝した作新学院・立石晟唯と宇都宮文星女・枝野光里〔栃木陸協提供〕

全国高校駅伝の出場権を懸けた栃木県高校駅伝が11月3日、佐野市運動公園競技場の周辺コースで行われ、男子(7区間42.195km)は作新学院が2時間10分35秒で34年ぶり2度目の優勝を果たした。都大路は宇賀地強(現・コニカミノルタ監督)らを擁して記念大会で北関東代表として出場した第55回(2004年)以来となる。女子(5区間21.0975km)は宇都宮文星女が1区から独走して1時間11分56秒で5連覇を達成した。

男子は前回優勝の那須拓陽が坂井駿太(2年)の1区区間賞でリード。作新学院は江口怜臣(2年)が2位で追いかけた。3区までは那須拓陽がリードするも、数十秒差で追う展開。4区の1年生・千野根友輝が那須拓陽を逆転してトップに立つと、6、7区も大村真翔と立石晟唯の3年生コンビが区間賞で、そのまま逃げ切った。前々回Vの佐野日大が終盤追い上げ2位、那須拓陽が3位だった。

女子の宇都宮文星女は、1区の松本瑠莉(2年)が2位に1分10秒差をつける力走。その後は5人全員が区間賞の影も踏ませぬ完勝で、2位の那須拓陽に6分20秒の差をつけた。

広告の下にコンテンツが続きます

全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、都道府県代表のほかに、今年から男女とも地区代表が出場する。

全国高校駅伝の出場権を懸けた栃木県高校駅伝が11月3日、佐野市運動公園競技場の周辺コースで行われ、男子(7区間42.195km)は作新学院が2時間10分35秒で34年ぶり2度目の優勝を果たした。都大路は宇賀地強(現・コニカミノルタ監督)らを擁して記念大会で北関東代表として出場した第55回(2004年)以来となる。女子(5区間21.0975km)は宇都宮文星女が1区から独走して1時間11分56秒で5連覇を達成した。 男子は前回優勝の那須拓陽が坂井駿太(2年)の1区区間賞でリード。作新学院は江口怜臣(2年)が2位で追いかけた。3区までは那須拓陽がリードするも、数十秒差で追う展開。4区の1年生・千野根友輝が那須拓陽を逆転してトップに立つと、6、7区も大村真翔と立石晟唯の3年生コンビが区間賞で、そのまま逃げ切った。前々回Vの佐野日大が終盤追い上げ2位、那須拓陽が3位だった。 女子の宇都宮文星女は、1区の松本瑠莉(2年)が2位に1分10秒差をつける力走。その後は5人全員が区間賞の影も踏ませぬ完勝で、2位の那須拓陽に6分20秒の差をつけた。 全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、都道府県代表のほかに、今年から男女とも地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.19

中距離・薄田健太郎が現役引退 「苦しい経験を超える喜びを与えてくれた」 10月にラストラン

DeNAは9月19日、所属する薄田健太郎が今季限りで競技活動を退くことを発表した。 薄田は神奈川県出身の26歳。希望ヶ丘高時代は800mで8位入賞、国体7位入賞と活躍。筑波大時代も日本インカレで入賞を続け、20年の日本選 […]

NEWS やり投女王・北口榛花がいよいよ登場! ライルズ、ワルホルム、ボル、ウッデンら注目選手続々/東京世界陸上DAY7イブニングみどころ

2025.09.19

やり投女王・北口榛花がいよいよ登場! ライルズ、ワルホルム、ボル、ウッデンら注目選手続々/東京世界陸上DAY7イブニングみどころ

◇東京世界陸上(9月13日〜21日/国立競技場)7日目 東京世界陸上も終盤に差しかかりつつあるが、まだまだ熱戦が続いている。 女子やり投には、23年ブタペスト大会、24年パリ五輪に続く、世界女王の座を目指す北口榛花(JA […]

NEWS DAY7イブニングセッションのチケット完売! 残り2日分も販売加速で早期購入呼びかけ/東京世界陸上

2025.09.19

DAY7イブニングセッションのチケット完売! 残り2日分も販売加速で早期購入呼びかけ/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)7日目 東京2025世界陸上財団は9月19日、大会7日目(DAY7)イブニングセッションのチケットが完売したと発表した。 東京世界陸上のチケット完売は、財団の発表によると、 […]

NEWS 【コラム】「あの大きい子は誰ですか…?」400m6位快挙の中島佑気ジョセフ ボルトにあこがれ、恩師・山村貴彦先生が期待した大器/東京世界陸上

2025.09.19

【コラム】「あの大きい子は誰ですか…?」400m6位快挙の中島佑気ジョセフ ボルトにあこがれ、恩師・山村貴彦先生が期待した大器/東京世界陸上

東京世界陸上の男子400mで6位入賞の快挙を成し遂げた中島佑気ジョセフ(富士通)。予選で44秒44という衝撃的な日本新を打ち立てると、準決勝(44秒53)、決勝(44秒62)と、大会前の日本記録(44秒77)、自己ベスト […]

NEWS 男子20km競歩 古賀友太の補欠登録を解除/東京世界陸上

2025.09.19

男子20km競歩 古賀友太の補欠登録を解除/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 日本陸連は9月19日、世界陸上男子20km競歩の補欠だった古賀友太(大塚製薬)の登録を解除したと発表した。 古賀は昨年のパリ五輪では8位に入賞。世界陸上の出場を目指してい […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top