HOME 駅伝

2024.11.03

駒大の闘将・篠原倖太朗が意地の7区区間賞!!史上3人目の50分切り「前へ前へ」青学大・太田、國學院大・平林を上回る チームは3位浮上/全日本大学駅伝
駒大の闘将・篠原倖太朗が意地の7区区間賞!!史上3人目の50分切り「前へ前へ」青学大・太田、國學院大・平林を上回る チームは3位浮上/全日本大学駅伝

24年全日本大学駅伝7区区間賞の篠原倖太朗(駒大)

7区で駒大の篠原が意地の区間賞!! 区間上位成績をチェック

■7区区間賞(17.6km)
49分57秒 篠原倖太朗(駒大4)
50分07秒 太田蒼生(青学大4)
50分07秒 平林清澄(國學院大4)
51分11秒 馬場賢人(立教大3)
51分49秒 長屋匡起(早大2)

◇第56回全日本大学駅伝(11月3日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km) 大学駅伝ナンバーワンを決める全日本大学駅伝が行われ、7区(17.6km)は駒大の篠原倖太朗(4年)が区間賞を獲得した。 4連覇中の駒大の闘将が魅せた。トップの青学大とは2分47秒差の5位でタスキを受けた篠原。3kmを8分22秒で突っ込んですぐさま城西大を捕らえると、5km手前で突き放す。9km付近で創価大をかわして3位に浮上した。 49分57秒は先輩の田澤廉(トヨタ自動車)に届かずも、区間歴代3位、3人目の50分切りという快走。青学大の太田蒼生(4年)、國學院大の平林清澄(4年)という同学年のライバルたちは50分07秒で、2人を抑える意地の区間賞だった。 篠原は「1区から6区まで、思うように行かなかった選手もいたと思いますが、その選手たちが必要以上の責任を負わないように、少しでも前へ前へと意識しました」と主将としての役割を全う。3人目の50秒切りも「過去の先輩方の記録を追っていこうと思ったのですが、やはり田澤さんは強かった」と振り返る。 史上初の5連覇を狙っていた駒大。1区で13位、2区で16位と苦しい序盤となったが、3区の伊藤蒼唯(3年)が区間2位で反撃の狼煙を上げると、徐々に順位を押し上げていた。 篠原は全日本大学駅伝には2年時5区、昨年は3区を務めていずれも区間2位。今年の箱根駅伝では1区区間賞を獲得した。9月末には5000mで日本歴代10位、屋外日本人学生最高の13分15秒70をマークしていた。10000mでも5月の日本選手権で27分35秒05をマークしている。出雲駅伝では6区を務め、平林が区間賞で篠原と太田は区間3位タイ。「一番負けたくない相手。次も勝てるようにしたい。箱根と合わせて誰が一番強いか決めたい」と力を込めた。 太田、平林が同タイムで区間2位タイ。立教大の馬場賢人が区間4位で初出場ながら初シードへ流れを引き寄せている。

7区で駒大の篠原が意地の区間賞!! 区間上位成績をチェック

■7区区間賞(17.6km) 49分57秒 篠原倖太朗(駒大4) 50分07秒 太田蒼生(青学大4) 50分07秒 平林清澄(國學院大4) 51分11秒 馬場賢人(立教大3) 51分49秒 長屋匡起(早大2)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.24

実業団ハーフに伊藤達彦、今江勇人、山本唯翔らがエントリー!女子は川村楓、北川星瑠らが登録 10㎞に山本有真

日本実業団連合は1月24日、第53回全日本実業団ハーフマラソン(2月9日/山口市、維新みらいふスタジアム発着)のエントリー選手を発表した。 男子は21年東京五輪10000m代表の伊藤達彦(Honda)、正月のニューイヤー […]

NEWS フレッド・ニューハウス氏が76歳で死去 76年五輪400m銀、マイルリレー金

2025.01.24

フレッド・ニューハウス氏が76歳で死去 76年五輪400m銀、マイルリレー金

米国の元スプリンター、フレッド・ニューハウス氏が1月20日に亡くなったことがわかった。76歳だった。 ニューハウス氏は1948年生まれ。プレーリービューA&M大学を1970年に卒業し、76年モントリオール五輪では男子40 […]

NEWS ドーハ世界陸上代表・中野円花、ネクストヒロインの永長里緒、三輪南菜子が欠場/大阪国際女子マラソン

2025.01.24

ドーハ世界陸上代表・中野円花、ネクストヒロインの永長里緒、三輪南菜子が欠場/大阪国際女子マラソン

◇第44回大阪国際女子マラソン(2025年1月26日/大阪・ヤンマースタジアム長居発着) 大阪国際女子マラソンの大会事務局は1月24日、ドーハ世界選手権代表の中野円花(岩谷産業)、ネクストヒロインの永長里緒(大阪学大)、 […]

NEWS 早大サークル出身の小林香菜「何もかもが新しい」現役復帰の伊澤「マラソンで日の丸を」/大阪国際女子マラソン

2025.01.24

早大サークル出身の小林香菜「何もかもが新しい」現役復帰の伊澤「マラソンで日の丸を」/大阪国際女子マラソン

◇第44回大阪国際女子マラソン(2025年1月26日/大阪・ヤンマースタジアム長居発着) ジャパンマラソングランドチャンピオンシップ(JMC)シリーズG1の大阪国際女子マラソンを2日後に控え、有力選手が前々日会見に登壇し […]

NEWS 松田瑞生が地元・浪速路に再び!東京世界陸上を見据え「笑顔でゴールすることが目標」/大阪国際女子マラソン

2025.01.24

松田瑞生が地元・浪速路に再び!東京世界陸上を見据え「笑顔でゴールすることが目標」/大阪国際女子マラソン

◇第44回大阪国際女子マラソン(2025年1月26日/大阪・ヤンマースタジアム長居発着) ジャパンマラソングランドチャンピオンシップ(JMC)シリーズG1の大阪国際女子マラソンを2日後に控え、有力選手が前々日会見に登壇し […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top