HOME 駅伝

2024.10.20

2022年創部のベアーズが14位でうれしい全日本大会出場へ 3区の坂口が8人抜きの快走/プリンセス駅伝
2022年創部のベアーズが14位でうれしい全日本大会出場へ 3区の坂口が8人抜きの快走/プリンセス駅伝

ベアーズの坂口愛和(24年プリンセス駅伝)

◇第10回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/福岡県宗像市・宗像ユリックス前発着、6区間42.195km)

第10回プリンセス駅伝が10月20日に行われ、ユニクロが2時間19分16秒の1位となった。

ベアーズが2時間22分09秒で14位に入り、クイーンズ駅伝出場権を初めてつかみ取った。

前回に続くプリンセス駅伝。1区こそ21位発進だったが、2区の廣田百世が区間7位で16位に押し上げる。続く3区の坂口愛和が快走。東農大出身のルーキーが最長10.7kmを区間5位で駆け抜け、一気に8位まで進出した。

3区でのアドバンテージを残りの3区間はしっかり生かし、アンカーの矢治璃瑞奈まで全日本出場圏内で守り抜いた。

家事代行サービスを扱うベアーズは、2022年4月に女子陸上部を立ち上げ、今季で3年目。日体大時代に箱根駅伝総合優勝を経験している高柳拓也氏が監督を務めている。今年4月には高柳監督と同じ日体大出身で、全日本大学駅伝や箱根駅伝で区間賞を獲得している山中秀仁氏がコーチに就いた。合わせて、坂口ら5人が入社するなど、戦力も充実。目標の全日本大会出場を決めた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第10回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/福岡県宗像市・宗像ユリックス前発着、6区間42.195km) 第10回プリンセス駅伝が10月20日に行われ、ユニクロが2時間19分16秒の1位となった。 ベアーズが2時間22分09秒で14位に入り、クイーンズ駅伝出場権を初めてつかみ取った。 前回に続くプリンセス駅伝。1区こそ21位発進だったが、2区の廣田百世が区間7位で16位に押し上げる。続く3区の坂口愛和が快走。東農大出身のルーキーが最長10.7kmを区間5位で駆け抜け、一気に8位まで進出した。 3区でのアドバンテージを残りの3区間はしっかり生かし、アンカーの矢治璃瑞奈まで全日本出場圏内で守り抜いた。 家事代行サービスを扱うベアーズは、2022年4月に女子陸上部を立ち上げ、今季で3年目。日体大時代に箱根駅伝総合優勝を経験している高柳拓也氏が監督を務めている。今年4月には高柳監督と同じ日体大出身で、全日本大学駅伝や箱根駅伝で区間賞を獲得している山中秀仁氏がコーチに就いた。合わせて、坂口ら5人が入社するなど、戦力も充実。目標の全日本大会出場を決めた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top