◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)8日目
パリ五輪・陸上競技8日目のイブニングセッションに行われた男子200mで、100mとの2冠を目指したノア・ライルズ(米国)は19秒70(+0.4)で3位に止まった。
昨年のブダペスト世界選手権では4×100mリレーを含めたスプリント3冠を達成し、一強時代を印象づけたライルズ。200mでも今季19秒53のの世界最高タイムを出しており、今大会では両リレーを含む4冠にも強い意欲を見せていた。
だが、この日は試合前に恒例となっている飛び跳ねるパフォーマンスはせず。レースでもいつものような爆発力は影を潜め、優勝したレツィレ・テボゴ(ボツワナ)の後塵を拝してしまった。
フィニッシュ前にはこれまでに見たこともないような崩れたフォームとなり、フィニッシュしてからはトラックに倒れ込むライルズに、異変を感じるファンも少なくなかったが、まもなく米国陸連が「ライルズは新型コロナウイルスに感染していた」と公表した。
車椅子でトラックを立ち去ったライルズだが、試合後の記者会見には参加。「8月5日の朝に陽性反応が出た。その前夜には喉の痛みなど兆候もでていた」と明かした。陽性反応が出たあとは、選手村近くのホテルに隔離され、「ドーピング違反にならないように薬を服用したが、感染後では今日が一番楽。90~95%の体調だった」という。
その後、ライルズは自身のSNSを更新。「2024年のオリンピックはこれで終わり。夢見たオリンピックではなかったが、私の胸の中には多くの喜びが残った」とリレーには出場しないことを発表した。
【画像】SNSで感謝の気持ちを述べたライルズ
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