2024.07.13
7月12日、モナコでダイヤモンドリーグ(DL)第9戦のヘラクレス国際が開催され、女子2000mではJ.ハル(豪州)が5分19秒70の世界新で優勝した。従来の世界記録は2021年にF.ニョンサバ(ブルンジ)がマークした5分21秒56。
オレゴン・ブダペスト両世界選手権でいずれも1500m7位のハルは、先週のDLパリでは1500mで世界歴代5位の3分50秒83で走っている。今回のレースについては「信じられないくらい最高!最後の一周で1人になったとき、はみんなが応援してくれていた。私はただライト(電子ペーサー)を見ながら、なんとか追いつかれないよう走った」と語った。
男子1500mでは東京五輪金メダルのJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が世界歴代4位、欧州新の3分26秒73で制した。男子800mではD.セジャチがDL新、今季世界最高、世界歴代3位の1分41秒46で今季DL3勝目。DLパリでマークしたばかりの自己記録を0.1秒更新している。男子400mは今年の全米選手権覇者Q.ホールが今季世界最高の43秒80で自己新で優勝を飾った。
東京五輪のメダリストが揃い、パリの前哨戦となった男子400mハードルは、最後に抜け出したR.ベンジャミン(米国)が46秒67で勝利。世界記録保持者のK.ワルホルム(ノルウェー)が46秒73で2位、オレゴン世界選手権金メダルのA.ドス・サントス(ブラジル)が47秒18で3位に入っている。
女子100mはJ.アルフレッド(セントルシア)が10秒85(-1.0)、男子200mはL.テボゴ(ボツワナ)が19秒87(+0.6)で快勝。女子三段跳はL.ペレス・ヘルナンデス(キューバ)が14m96(+1.7)で優勝した。女子5000mではコモディイイダに所属するM.アキドル(ケニア)が14分39秒49でトップになっている。
このほか、男子110mハードルはG.ホロウェイ(米国)が13秒01(-0.7)で1位。泉谷駿介(住友電工)は途中でハードルに脚をぶつけ、棄権となった。
【動画】モナコDLのハイライトをチェック!
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」
2025.12.30
城西大が2冠達成!2区・本間香が区間新、順位下げるも7区で再逆転/富士山女子駅伝
-
2025.12.30
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.30
名城大が4位 主将・米澤「みんなのお陰でやりきれた」連覇狙った立命大は5位/富士山女子駅伝
◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ城西大が2時間22分36秒で初優勝を飾った。城西 […]
2025.12.30
2年ぶりV奪還へトヨタ自動車・鈴木芽吹「レース全体で自分の力を発揮」 2週間前に痛みも/ニューイヤー駅伝
◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) 元日に開催される全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の記者会見が12月30日、スタート・フィニッシュ地点となる群馬県庁で行 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
