HOME 駅伝、大学

2024.07.01

元西脇工高監督・足立幸永氏が神奈川大スカウティングディレクターに就任
元西脇工高監督・足立幸永氏が神奈川大スカウティングディレクターに就任

22年全国高校駅伝で西脇工高を6位に導いた足立幸永氏(2列目左端)

7月1日、神奈川大は陸上部駅伝チームのスタッフに足立幸永氏が就任したことを発表した。スカウティングディレクターとしてチームをサポートするという。

足立氏は1963年生まれの61歳。兵庫・西脇工高では5000mで国体入賞など活躍し、日体大進学後は1年時に箱根駅伝の優勝テープを切ったほか、3年時には9区で区間賞も獲得している。

大学卒業後は兵庫県の公立高教員として奉職。1996年からは母校・西脇工高に赴任し、渡辺公二前監督の下で陸上部の指導を続け、09年から監督に就任した。

広告の下にコンテンツが続きます

今年3月の定年退職に伴い監督を退任するまで、チームを全国高校駅伝へ11度の出場に導き、近年では長嶋幸宝(現・旭化成)を指導している。

足立氏はスタッフ就任にあたり、「身に余る重責ではありますが、一意専心し駅伝チームの発展と、大学関係者の皆様のご期待に添えるよう尽力いたします」とコメント。同校の中野剛監督も「チーム強化にご協力頂ける事に感謝すると共に、大変心強く思っております」と期待を寄せた。

神奈川大は今年の箱根駅伝で21位。1月に長く監督を務めてきた大後栄治氏が総監督となり、コーチだった中野氏が監督に昇格。新体制で臨んだ6月の全日本大学駅伝関東選考会では7位となり、2大会ぶり19回目の本戦出場を決めるなど、幸先の良いスタートを切っている。

広告の下にコンテンツが続きます
7月1日、神奈川大は陸上部駅伝チームのスタッフに足立幸永氏が就任したことを発表した。スカウティングディレクターとしてチームをサポートするという。 足立氏は1963年生まれの61歳。兵庫・西脇工高では5000mで国体入賞など活躍し、日体大進学後は1年時に箱根駅伝の優勝テープを切ったほか、3年時には9区で区間賞も獲得している。 大学卒業後は兵庫県の公立高教員として奉職。1996年からは母校・西脇工高に赴任し、渡辺公二前監督の下で陸上部の指導を続け、09年から監督に就任した。 今年3月の定年退職に伴い監督を退任するまで、チームを全国高校駅伝へ11度の出場に導き、近年では長嶋幸宝(現・旭化成)を指導している。 足立氏はスタッフ就任にあたり、「身に余る重責ではありますが、一意専心し駅伝チームの発展と、大学関係者の皆様のご期待に添えるよう尽力いたします」とコメント。同校の中野剛監督も「チーム強化にご協力頂ける事に感謝すると共に、大変心強く思っております」と期待を寄せた。 神奈川大は今年の箱根駅伝で21位。1月に長く監督を務めてきた大後栄治氏が総監督となり、コーチだった中野氏が監督に昇格。新体制で臨んだ6月の全日本大学駅伝関東選考会では7位となり、2大会ぶり19回目の本戦出場を決めるなど、幸先の良いスタートを切っている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.18

400m・中島佑気ジョセフ「たくさんの人に力をもらった」高野超え6位入賞で「見えた景色」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62をマークして6位入賞を果たした。 1991年東京大会の高野 […]

NEWS 鵜澤飛羽200mファイナル届かず「全力は出した。それでダメなら負けを認めるしかない」/東京世界陸上

2025.09.18

鵜澤飛羽200mファイナル届かず「全力は出した。それでダメなら負けを認めるしかない」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子200m準決勝1組に出場した鵜澤飛羽(JAL)は20秒23(-0.1)の6着。2003年パリ大会の末續慎吾、2 […]

NEWS マクローリン・レヴロン47秒78!!降りしきる雨のなか女子400m世界歴代2位、大会新の激走/東京世界陸上

2025.09.18

マクローリン・レヴロン47秒78!!降りしきる雨のなか女子400m世界歴代2位、大会新の激走/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、女子400mはシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が世界歴代2位、大会新の47秒78でこの種目初優勝を飾った。 […]

NEWS 中島佑気ジョセフ400m6位 3レース連続の44秒台で日本選手過去最高位/東京世界陸上

2025.09.18

中島佑気ジョセフ400m6位 3レース連続の44秒台で日本選手過去最高位/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝に出場した中島佑気ジョセフ(富士通)は44秒62で6位となり、1991年東京大会で高野進が7位だっ […]

NEWS 中島佑気ジョセフ400m44秒62 高野進を超える歴史的6位入賞を果たす/東京世界陸上

2025.09.18

中島佑気ジョセフ400m44秒62 高野進を超える歴史的6位入賞を果たす/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝1組の中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62で6位に入った。 日本人選手が世界陸上で決勝を走ったの […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top