◇第40回U20日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)1日目
U20世界選手権代表選考会を兼ねたU20日本選手権の1日目が行われ、女子走高跳は森﨑優希(日女体大)が1m77の自己ベストで優勝を飾った。
2年前のインターハイ女王の笑顔が弾けた。「記録が出て本当に良かったと思うし、再スタートが切れてうれしいです」と実感を込めた。
そう語る理由は昨年のケガ。インターハイ連覇が懸かったシーズンながら4月後半に左足首を捻挫した。インターハイ路線は東京都大会で9位にとどまっていた。秋に向けて調子を上げ、昨年10月の鹿児島特別国体では1m74で2位に入っていた。
現在もリハビリを続けながらの試合出場だが、この日はテンポ良く試技を重ねた。1m65から跳び始め、1m77までいずれも一発クリアした。「いつも自己ベストに近い記録を跳ぶと、うれしくて集中できなくなります。ちゃんと切り替えて1m80に臨めて良かったです」。
1m80も2、3回目と高さは出ていただけに、「今回の自己ベストでより気持ちが入りました。兆しが見えてきましたし、1m80の挑戦は初めてに近いのでワクワクします」と強調。筋力も技術にも磨きをかけて、9月の日本インカレで1m80の成功をにらむ。
悔しさを乗り越えて、再び全国の舞台で輝いた森﨑。大学4年間の目標はまだ「はっきり」とはしていないが、「楽しむという気持ちは忘れずに、4年間続けていきたいです」とさわやかな笑顔を浮かべた。
このほか、男子ハンマー投はアツオビン・アンドリュウ(花園高・京都)が自らの高校歴代6位を更新する67m52の自己新記録で全国大会初タイトルを獲得。男子三段跳は金井晃希(順天堂大・栃木)が6回目に15m85(-0.7)をマークして2連覇を飾り、女子ハンマー投は嶋本美海(九州共立大)が58m25で快勝した。3000m障害では男子は佐々木哲(佐久長聖高・長野)が8分39秒89の好記録で制し、女子は冨田紗帆(川口市立高・埼玉)が優勝した。
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