2024.06.10
6月5日から8日まで、米国・オレゴン州ユージンで全米学生選手権が行われ、男子十種競技ではL.ノイゲバウアー(テキサス大/ドイツ)が世界歴代6位、今季世界最高のの8961点で優勝した。
ブダペスト世界選手権5位のノイゲバウアーは、円盤投57m70と十種競技における最高記録をマークしたのをはじめ、砲丸投が17m46と自己新、棒高跳も5m21の自己タイと各種目で高得点を獲得。昨年のこの大会で自身が出したドイツ記録、全米学生記録も塗り替えた。
女子5000mはP.バルビー(フロリダ大/米国)が14分52秒18で自らの全米学生記録を更新して優勝。10000mも大会新の31分46秒09で勝ち2冠を獲得している。女子3000m障害でもD.レンゴレ(アラバマ大/ケニア)が9分15秒24の全米学生新で優勝した。
女子400mはN.プライス(アーカンソー大/ジャマイカ)が48秒89と、世界歴代12位タイで快勝したほか、上位4位までをアーカンソー大の選手が独占。さらに、400mから80分後に行われた4×400mリレーではその4人を起用して3分17秒96をマーク。全米学生記録を3秒96も塗り替えたにとどまらず、単独チーム初の3分20秒切り、各国の代表記録を集めた歴代パフォーマンスでは10位にランクインする大記録となった。
このほか、女子200mではM.ロング(ミシシッピ大/米国)が21秒83(+1.0)で自己新V。100mも10秒82(+2.2)で制している。予選は10秒91(±0)で公認での自己ベストだった。
男子では400mハードルでC.ディーン(テキサス工科大/米国)が47秒23と世界歴代11位の快記録で優勝。100mではL.ヒンチリフ(ヒューストン大/英国)が自身初の公認9秒台となる9秒95(+0.2)の自己新で制覇した。
対抗の部の男子はフロリダ大が3年連続7回目、女子はアーカンソー大が5年ぶり3回目の優勝を果たしている。
また、男子800mに出場した石井優吉(ペンシルベニア州立大)は予選で1分49秒07の総合18位だった。
【動画】十種競技ノイゲバウアーのパフォーマンスをチェック
The best to ever do it. 🤩@le0thegerman put on a show as he broke his own NCAA Record with 8961 points. 🤘#NCAATF x @TexasTFXC pic.twitter.com/GwAD2eMjdh
— NCAA Track & Field (@NCAATrackField) June 7, 2024
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.09.18
-
2025.09.18
2025.09.12
前夜祭イベントでギネス“世界新” 寺田明日香が高速道路KK線でリレー参加/東京世界陸上
2025.09.13
明日午前開催の女子マラソン 鈴木優花の補欠登録を解除/東京世界陸上
-
2025.09.14
-
2025.09.13
-
2025.09.15
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
-
2025.08.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.18
400m・中島佑気ジョセフが日本勢34年ぶり決勝! 200m・鵜澤飛羽、井戸アビゲイル風果が準決勝に登場/東京世界陸上DAY6イブニングみどころ
◇東京世界陸上(9月13日〜21日/国立競技場)6日目 大会も後半戦を迎える東京世界陸上。日本男子短距離界に新たな歴史が生まれようとしている。 男子400m決勝に中島佑気ジョセフ(富士通)が挑む。予選で44秒44の日本記 […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/