HOME 高校

2024.06.03

男子200m庭山晴希が21秒43で20年ぶり大会新! 田邉理桜が短距離4冠 ドルーリー朱瑛里が800mV2/IH岡山県大会
男子200m庭山晴希が21秒43で20年ぶり大会新! 田邉理桜が短距離4冠 ドルーリー朱瑛里が800mV2/IH岡山県大会

庭山晴希(岡山商大附)

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

岡山県大会は5月30日~6月1日の3日間、岡山市の岡山県陸上競技場で行われた。

男子200mは今年5月に21秒24(+0.7)の県高校記録を樹立した庭山晴希(岡山商大附3)が圧巻の走りを見せ、大会記録を20年ぶりに0.18秒更新する21秒43(0.0)で優勝。計5種目に出場した庭山は400m(47秒94)と100m(10秒71/-0.2)も制して3冠を達成した。200mで2位に続いた上山拓己 (玉野光南3)も21秒61の大会タイ記録だった。

広告の下にコンテンツが続きます

男子の投てき種目では、赤澤瑠依 (玉野光南2)が初日に砲丸投(14m99)とハンマー投(50m13)の2種目を制覇。最終日の円盤投でも2位(38m59)に入り、3種目で中国大会へ駒を進めた。

接戦となった女子1500mでも大会新記録が誕生。ナンバラ・サラムトニ(興譲館1)が、4分10秒11で優勝すると、続くジャネット・ジェプコエチ(倉敷2)も4分11秒22と快走を見せた。

昨年800mと1500mを制したドルーリー朱瑛里(津山2)は、1500mは4分19秒00で日本人トップ(3位)。最終日の800mでは2分10秒43で2連覇を飾った。

女子短距離では倉敷中央勢が活躍。田邉理桜(3年)が100m(12秒10/-0.2)、200m(24秒58/+0.9)で優勝し、木梨光菜(3年)が女子100mハードル(14秒02/-3.5)で2連覇を達成した。ともに4×100mリレー(47秒41)と4×400mリレー(3分49秒20)でも優勝に貢献し、田邉は4冠、木梨は3冠に輝いた。

男子総合はフィールド種目を中心に得点を重ねた玉野光南が166.5点で優勝。女子は倉敷中央が101点で競り勝った。

中国大会は6月13日から4日間、鳥取市のヤマタスポーツパーク競技場で行われる。

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 岡山県大会は5月30日~6月1日の3日間、岡山市の岡山県陸上競技場で行われた。 男子200mは今年5月に21秒24(+0.7)の県高校記録を樹立した庭山晴希(岡山商大附3)が圧巻の走りを見せ、大会記録を20年ぶりに0.18秒更新する21秒43(0.0)で優勝。計5種目に出場した庭山は400m(47秒94)と100m(10秒71/-0.2)も制して3冠を達成した。200mで2位に続いた上山拓己 (玉野光南3)も21秒61の大会タイ記録だった。 男子の投てき種目では、赤澤瑠依 (玉野光南2)が初日に砲丸投(14m99)とハンマー投(50m13)の2種目を制覇。最終日の円盤投でも2位(38m59)に入り、3種目で中国大会へ駒を進めた。 接戦となった女子1500mでも大会新記録が誕生。ナンバラ・サラムトニ(興譲館1)が、4分10秒11で優勝すると、続くジャネット・ジェプコエチ(倉敷2)も4分11秒22と快走を見せた。 昨年800mと1500mを制したドルーリー朱瑛里(津山2)は、1500mは4分19秒00で日本人トップ(3位)。最終日の800mでは2分10秒43で2連覇を飾った。 女子短距離では倉敷中央勢が活躍。田邉理桜(3年)が100m(12秒10/-0.2)、200m(24秒58/+0.9)で優勝し、木梨光菜(3年)が女子100mハードル(14秒02/-3.5)で2連覇を達成した。ともに4×100mリレー(47秒41)と4×400mリレー(3分49秒20)でも優勝に貢献し、田邉は4冠、木梨は3冠に輝いた。 男子総合はフィールド種目を中心に得点を重ねた玉野光南が166.5点で優勝。女子は倉敷中央が101点で競り勝った。 中国大会は6月13日から4日間、鳥取市のヤマタスポーツパーク競技場で行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.16

中央学大がTKK株式会社とスポンサー契約 同大卒業生が代表取締役

中央学大駅伝部が「TKK株式会社」とスポンサー契約を結んだことを発表した。 同社は千葉県八千代市に本社を構え、主にプレキャストコンクリート鋼製型枠を取り扱うメーカー。中央学大卒業の安保誠司氏が代表取締役を務めており、「未 […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」

2025.12.16

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」

全国高校駅伝で日本一に輝き、箱根駅伝は花の2区で快走。日本選手権10000mでも上位に食い込んだのが、村澤明伸(SGホールディングス、34歳)だ。紆余曲折を経て、今年度限りでの「引退」を表明したが、どんな競技生活を過ごし […]

NEWS ニューイヤー駅伝エントリー発表! トヨタ自動車は鈴木芽吹が登録も太田智樹が外れる 連覇目指す旭化成は葛西潤、Honda・小山直城、GMO・吉田祐也らエントリー!

2025.12.16

ニューイヤー駅伝エントリー発表! トヨタ自動車は鈴木芽吹が登録も太田智樹が外れる 連覇目指す旭化成は葛西潤、Honda・小山直城、GMO・吉田祐也らエントリー!

12月16日、日本実業団陸上競技連合は第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/2026年1月1日)のエントリー選手を発表した。70回記念大会の今回は、例年より3チーム多い、40チームがエントリーした。 前回、5年 […]

NEWS 赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

2025.12.16

赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

12月15日で第一生命グループを退社し、夫の赤﨑暁も所属するクラフティア(前・九電工)へ移籍加入した赤﨑優花(旧姓・鈴木)が自身のSNSを更新し、改めて思いを綴った。 昨年のパリ五輪女子マラソン6位入賞の赤﨑。「決して悲 […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

2025.12.16

お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

月刊陸上競技2026年1月号別冊付録「全国高校駅伝総展望」に掲載したデータに誤りがございました。 正しいデータの情報を掲載するとともに、関係者の皆様にお詫びをし、訂正いたします。 男子 今治北(愛媛) 誤 都大路学校最高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top