HOME 高校

2024.05.27

橋爪蓮翔110mH14秒09の県高校新 杉本憲亮は長距離3冠 女子砲丸投・世古櫻紗28年ぶり大会新で制す/IH三重県大会
橋爪蓮翔110mH14秒09の県高校新 杉本憲亮は長距離3冠 女子砲丸投・世古櫻紗28年ぶり大会新で制す/IH三重県大会

24年日本室内陸上男子60mHに出場した橋爪蓮翔

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

三重県大会は5月24日~26日の3日間、三重交通Gスポーツの杜伊勢競技場で行われた。

大会初日に行われた男子110mハードルでは橋爪蓮翔(皇學館3)が予選から14秒40(+0.1)の大会タイ記録をマーク。準決勝は14秒11(+0.9)で自己ベストを更新すると、さらに決勝は14秒09(+0.6)の県高校新記録で制した。橋爪はその勢いに乗り、2日目に行われた棒高跳も4m70で優勝を果たした。

男子4×400mリレーは皇學館が3分13秒86の大会新記録でV。2走を務めた柳田晴哉(皇學館3)は400mとの2冠となった。同校は4×100mリレーでも40秒98で制し、男子総合でも83点と2位以下に大差をつけて連覇を達成している。

また、北海道インターハイで3000m障害7位の杉本憲亮(高田3)が1500m、5000m、3000m障害の3種目で快勝した。短距離では粟飯原圭吾(四日市工3)が100m10秒47(+2.0)、200m21秒57(+2.3)とスプリント2冠に輝いている。

女子100mハードルでは後藤杏実(鈴鹿3)が予選で13秒77(-0.1)をマークし、自身の持つ県記録を更新。追い風参考ではあったものの、準決勝は13秒76(+2.7)、決勝も13秒64(+2.1)とタイムを縮め、昨年に続き2連覇を成し遂げた。後藤は2日目に行われた100mでも11秒92(+4.3)で2位となった。

広告の下にコンテンツが続きます

砲丸投で昨年のインターハイ2位、かごしま国体(少年女子A)優勝の世古櫻紗(松阪商3)は、初日の砲丸投で14m45をマーク。元高校記録保持者の市岡寿実が樹立した大会記録を28年ぶり塗り替えると、2日目の円盤投も43m90で優勝し2冠を達成した。またハンマー投でも41m55を投げて3位に入り、3種目で東海大会出場を決めた。

三段跳では岡島奏音(皇學館2)が12m28(+0.9)の大会新で快勝している。

女子総合はフィールド種目を中心に得点を重ねた宇治山田商が85点で優勝を飾った。

東海大会は6月14日から3日間、岐阜県の岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われる。

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 三重県大会は5月24日~26日の3日間、三重交通Gスポーツの杜伊勢競技場で行われた。 大会初日に行われた男子110mハードルでは橋爪蓮翔(皇學館3)が予選から14秒40(+0.1)の大会タイ記録をマーク。準決勝は14秒11(+0.9)で自己ベストを更新すると、さらに決勝は14秒09(+0.6)の県高校新記録で制した。橋爪はその勢いに乗り、2日目に行われた棒高跳も4m70で優勝を果たした。 男子4×400mリレーは皇學館が3分13秒86の大会新記録でV。2走を務めた柳田晴哉(皇學館3)は400mとの2冠となった。同校は4×100mリレーでも40秒98で制し、男子総合でも83点と2位以下に大差をつけて連覇を達成している。 また、北海道インターハイで3000m障害7位の杉本憲亮(高田3)が1500m、5000m、3000m障害の3種目で快勝した。短距離では粟飯原圭吾(四日市工3)が100m10秒47(+2.0)、200m21秒57(+2.3)とスプリント2冠に輝いている。 女子100mハードルでは後藤杏実(鈴鹿3)が予選で13秒77(-0.1)をマークし、自身の持つ県記録を更新。追い風参考ではあったものの、準決勝は13秒76(+2.7)、決勝も13秒64(+2.1)とタイムを縮め、昨年に続き2連覇を成し遂げた。後藤は2日目に行われた100mでも11秒92(+4.3)で2位となった。 砲丸投で昨年のインターハイ2位、かごしま国体(少年女子A)優勝の世古櫻紗(松阪商3)は、初日の砲丸投で14m45をマーク。元高校記録保持者の市岡寿実が樹立した大会記録を28年ぶり塗り替えると、2日目の円盤投も43m90で優勝し2冠を達成した。またハンマー投でも41m55を投げて3位に入り、3種目で東海大会出場を決めた。 三段跳では岡島奏音(皇學館2)が12m28(+0.9)の大会新で快勝している。 女子総合はフィールド種目を中心に得点を重ねた宇治山田商が85点で優勝を飾った。 東海大会は6月14日から3日間、岐阜県の岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.01

東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」

東京メトロは5月1日、伊東明日香が入部したと発表した。今年3月31日に埼玉医科大グループを退部していた。 伊東は東京・順天高時代から全国高校駅伝に出場。東洋大進学後は全日本女子大学駅伝や富士山女子駅伝など全国大会に出走し […]

NEWS 九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場

2025.05.01

九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場

九電工は5月1日、ケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが同日付で加入したと発表した。 ニアマイアはケリンゲット高出身の27歳。ハーフマラソンや10kmなどロードレースを主戦場としている。自己ベストは5000m13分57秒3 […]

NEWS アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!

2025.05.01

アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!

アディダス ジャパンは、未来のスポーツ環境を支えるためのグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET(ムーブ・フォー・ザ・プラネット)」を5月12日~25日まで開催することを発表した。5月12日の計測開 […]

NEWS 水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top