HOME 高校

2024.05.20

谷口海斗5m11で25年ぶり県高校記録更新 中村光希41年ぶり大会新 成田沙穂がやり投50m21 豊橋南リレー2種目V/IH愛知県大会
谷口海斗5m11で25年ぶり県高校記録更新 中村光希41年ぶり大会新 成田沙穂がやり投50m21 豊橋南リレー2種目V/IH愛知県大会

谷口海斗(中京大中京3)

福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

愛知県大会は5月17日~19日の3日間、岡崎市龍北総合運動場(マルヤス岡崎龍北スタジアム)で行われた。

男子棒高跳では大会新記録及び県高校記録が誕生。昨年のインターハイで4位に入った谷口海斗(中京大中京3)が躍進の跳躍を見せ、従来の県高校記録を25年ぶりに1cm更新する5m11に成功した。

広告の下にコンテンツが続きます

男子三段跳は中村光希(名城大附3)が5回目に15m13(+0.2)。41年ぶりに大会記録を1cm更新すると、最終跳躍で追い風参考ながら15m28(+3.0)をマークして制した。

男子110mハードルを14秒23(+1.6)を制した西垣俐玖(中京大中京3)は、400mハードルでも52秒47で1位となり、ハードル2冠を達成。さらに、4×400mリレー(3分15秒13/2走)でもチームの優勝に貢献し、見事3冠に輝いた。

女子やり投では成田沙穂(中京大中京3)が50m21の自己新で優勝。接戦となった女子1500mでは火山華(安城学園3)が4分34秒44で制した。火山は3000mでも9分37秒24で勝ち、2種目Vを達成している。

女子リレーはいずれも豊橋南が競り勝って2冠。4×100mは、2位の至学館を0.02秒抑えて46秒86で制すると、4×400mは3分50秒38で2位に中京大中京に0.85秒先着した。いずれもアンカーを務めた眞田あこ(3年)は200m(24秒58/+0.3)も含めて3種目優勝を遂げている。

学校対抗では男子総合、女子総合ともに、トラック種目やフィールド種目で多く得点を稼いだ中京大中京が2位以下を大きく引き離して優勝を飾った。

東海大会は6月14日から3日間、岐阜県の岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われる。

福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 愛知県大会は5月17日~19日の3日間、岡崎市龍北総合運動場(マルヤス岡崎龍北スタジアム)で行われた。 男子棒高跳では大会新記録及び県高校記録が誕生。昨年のインターハイで4位に入った谷口海斗(中京大中京3)が躍進の跳躍を見せ、従来の県高校記録を25年ぶりに1cm更新する5m11に成功した。 男子三段跳は中村光希(名城大附3)が5回目に15m13(+0.2)。41年ぶりに大会記録を1cm更新すると、最終跳躍で追い風参考ながら15m28(+3.0)をマークして制した。 男子110mハードルを14秒23(+1.6)を制した西垣俐玖(中京大中京3)は、400mハードルでも52秒47で1位となり、ハードル2冠を達成。さらに、4×400mリレー(3分15秒13/2走)でもチームの優勝に貢献し、見事3冠に輝いた。 女子やり投では成田沙穂(中京大中京3)が50m21の自己新で優勝。接戦となった女子1500mでは火山華(安城学園3)が4分34秒44で制した。火山は3000mでも9分37秒24で勝ち、2種目Vを達成している。 女子リレーはいずれも豊橋南が競り勝って2冠。4×100mは、2位の至学館を0.02秒抑えて46秒86で制すると、4×400mは3分50秒38で2位に中京大中京に0.85秒先着した。いずれもアンカーを務めた眞田あこ(3年)は200m(24秒58/+0.3)も含めて3種目優勝を遂げている。 学校対抗では男子総合、女子総合ともに、トラック種目やフィールド種目で多く得点を稼いだ中京大中京が2位以下を大きく引き離して優勝を飾った。 東海大会は6月14日から3日間、岐阜県の岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top