◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目
関東インカレの2日目に女子100mハードル決勝が行われ、髙橋亜珠(筑波大)が優勝した。同大勢では2013年(第92回大会)の相馬絵里子(現・関彰商事)以来の優勝。13秒28(+0.5)は学生歴代11位タイで、髙橋は早生まれ(3月)のためU20日本歴代2位の好記録だった。
これまでの自己記録が13秒55。「大幅に更新できて驚いていますが、すごくうれしいです」と笑顔が弾ける。鋭いハードリングから抜け出すと、追いすがるルーキーの林美希(早大)を終盤に突き放した。
ここに向けても「今季は好調で、昨日(予選)よりも確実に動けていたのでベストは更新できると思っていました」と話す。冬は左ハムストリングスを軽度の肉離れした影響で1ヵ月ほど走れず。その間は「動き作りを見直しました」と課題の改善に取り組んだ。
山形市商高13秒72を出し、インターハイでも2位に入り、100m・200mでも準決勝に進むなど、そのポテンシャルは高く評価されていた逸材。今後に向けて「正直、このタイムが想定していなかったので難しいですが」と照れつつ「日本インカレの優勝と、自己ベスト更新を目指していきたいです」と笑顔を見せた。
2位に入った林は13秒40(U20日本歴代7位タイ)で、2年ぶりの自己新に「やっと出てうれしいです」。レースも「自分の走りに集中できました」と語り、「13秒3台を出していきたい」と次を見据えていた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.23
米国留学中の澤田結弥は106位 日本人女子初の出場果たす/全米学生クロカン
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】中央大学
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.23
クイーンズ駅伝きょう12時15分号砲!駅伝女王の座を懸けて、日本郵政グループ、積水化学らが激突
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は今日11 […]
2025.11.22
新所属初レースの赤﨑暁「調整もレースもうまくいかず」ニューイヤー駅伝へ「エースとして」/八王子LD
◇2025八王子ロングディスタンス(11月22日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、パリ五輪マラソン6位の赤﨑暁(クラフティア)が出場。6組で28分57秒99を要し […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025