HOME 国内、大学

2024.05.10

立教大・青木龍翔がうれしい初タイトル!「成長できた」連覇狙った青学大・宇田川抑える/関東IC
立教大・青木龍翔がうれしい初タイトル!「成長できた」連覇狙った青学大・宇田川抑える/関東IC

関東インカレ2部1500mを制した青木(立教大)

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目

関東インカレの2日目に男子2部1500mが行われ、青木龍翔(立教大)が3分52秒93をマークして優勝した。

大牟田高(福岡)3年だった2年前のインターハイで800m2位、1500m3位だった青木。「高校では優勝することができなかったので、しっかり優勝することができたのは成長できた点です」と喜びを表わした。男子2部では立教大勢として3年前のミラー千本真章以来の同種目Vとなる。

広告の下にコンテンツが続きます

ハイペース、スローペースの「どちらも予想して対応できるようにプランを考えていました」と青木。連覇を狙った青学大の宇田川瞬矢が一度は前に出たが「200mで前に出て、100mでもう一度スパートを出そうと思っていました。そのとおりに走れました」と振り返る。

今年から髙林祐介監督が就任。もともと1500mでも得意としているだけに、「雰囲気も良くて、いろいろ相談しながら、取り組んでいます」。金栗記念が終わってからは課題だったスタミナ面を強化し、「走る量も増えたことで2本走れるスタミナがこの結果に結びついたと思います」と話す。

高校時代には県高校駅伝で脱水症状になるなど悔しさも味わってきた青木。全国高校駅伝を逃しているだけに「それもあるので夏以降はしっかりスタミナをつけていきたい」と強い決意をにじませる。

母・早穂子さんも元400mハードルの選手で日本選手権や国体などで優勝。姉2人もハードルをし、穂花(現・ゼンリン)は青学大時代に関東インカレ400mハードルを制している“陸上一家”だ。

1500mももちろんトラックでは主戦場としていくつもりで、「学生のうちに3分30秒の前半を考えながら取り組んでいきたいです」と目標を語った。

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目 関東インカレの2日目に男子2部1500mが行われ、青木龍翔(立教大)が3分52秒93をマークして優勝した。 大牟田高(福岡)3年だった2年前のインターハイで800m2位、1500m3位だった青木。「高校では優勝することができなかったので、しっかり優勝することができたのは成長できた点です」と喜びを表わした。男子2部では立教大勢として3年前のミラー千本真章以来の同種目Vとなる。 ハイペース、スローペースの「どちらも予想して対応できるようにプランを考えていました」と青木。連覇を狙った青学大の宇田川瞬矢が一度は前に出たが「200mで前に出て、100mでもう一度スパートを出そうと思っていました。そのとおりに走れました」と振り返る。 今年から髙林祐介監督が就任。もともと1500mでも得意としているだけに、「雰囲気も良くて、いろいろ相談しながら、取り組んでいます」。金栗記念が終わってからは課題だったスタミナ面を強化し、「走る量も増えたことで2本走れるスタミナがこの結果に結びついたと思います」と話す。 高校時代には県高校駅伝で脱水症状になるなど悔しさも味わってきた青木。全国高校駅伝を逃しているだけに「それもあるので夏以降はしっかりスタミナをつけていきたい」と強い決意をにじませる。 母・早穂子さんも元400mハードルの選手で日本選手権や国体などで優勝。姉2人もハードルをし、穂花(現・ゼンリン)は青学大時代に関東インカレ400mハードルを制している“陸上一家”だ。 1500mももちろんトラックでは主戦場としていくつもりで、「学生のうちに3分30秒の前半を考えながら取り組んでいきたいです」と目標を語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.09

中大が来春の新入生を発表!長距離は栗村凌、簡子傑ら U20東アジア選手権代表・後藤大輔も進学

中大男子陸上部は12月9日、来春入学となるスポーツ推薦試験の合格者20人を発表した。 長距離ブロックでは広島インターハイ5000m3位で、高校歴代歴代8位の13分34秒38を持つ栗村凌(学法石川高・福島)が合格。栗村は昨 […]

NEWS 富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

2025.12.09

富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の主催者は、12月30日に行われる大会のエントリー選手を発表した。 10月の全日本で25年ぶりの優勝を果たした城西大は、区間賞を獲得した兼子心晴(4年)、金子陽向(4年)、本間香( […]

NEWS 鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

2025.12.09

鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

鹿児島銀行は12月8日、宇都ひなたと坂口日菜子が10月末に退部したことを発表した。 宇都は鹿児島・伊敷中から鹿児島高に進学し、3年時には1500mでインターハイに出場。卒業後はワコールに進み、1年目からクイーンズ駅伝に出 […]

NEWS ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

2025.12.09

ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

ユニクロ女子陸上競技部が、選手の一般公募を12月5日に開始した。 同社女子陸上競技部は1997年に創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)には2003年に初出場。14年には7位に入った。 その後は浮き沈みを繰り返 […]

NEWS パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

2025.12.09

パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

愛知県名古屋市の瑞穂公園を管理する株式会社瑞穂LOOP-PFIは12月9日、建て替えを進めていたパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)が2026年4月22日に一般供用を開始すると発表した。 発表によると、約30000 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top