2024.02.14
パナソニックは2月13日、17年世界クロカン日本代表、同年アジア選手権10000m銀メダリストの堀優花が、2月18日の青梅マラソン(10km)を最後に現役引退することを発表した。
堀は岐阜県出身の27歳。高山・中山中ではジュニア五輪3000mで5位入賞を果たしたほか、全中1500m、全中駅伝、都道府県駅伝に出場するなど早くから全国的な活躍を見せた。愛知・豊川高に進学後は1年時から全国高校駅伝のメンバーに名を連ね、1年で準優勝、2年では全国制覇に貢献している。
16年にパナソニックに入社。翌17年から頭角を現し、2月の日本選手権クロカンで2位に入って、世界クロカンに出場を果たす。トラックでも日本選手権10000m5位入賞から、アジア選手権の代表に選ばれ、秋のクイーンズ駅伝でも3区区間賞と躍進の1年となった。
18年は全日本実業団ハーフで日本人トップの2位と好走したほか、日本選手権10000m3位、ジャカルタ・アジア大会10000m7位と活躍。クイーンズ駅伝は18年(5区)、19年(3区)と3年連続で区間賞に輝くなどチームにも貢献した。ただ、20年頃から故障などで調子が上がらず、21年のクイーンズ駅伝を最後にレースからは遠ざかっていた。
堀はラストランを前に「久しぶりにパナソニックのユニフォームを着て、試合の出場できること、たくさんの方に感謝の気持ちをでいっぱいです」と挨拶。「記録や順位を狙うのではなく、楽しく10kmを走りたいと思っています。最後は笑顔でゴールできるよう頑張ります!応援よろしくお願いします!!!」とメッセージを綴った。
【動画】堀優花が2位に入った18年全日本実業団ハーフ
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.21
編集部コラム「柔らかい顔に」
-
2025.11.21
-
2025.11.20
-
2025.11.20
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】中央大学
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】青山学院大学
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.16
-
2025.11.20
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.21
編集部コラム「柔らかい顔に」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.11.21
「箱根路が育む挑戦」箱根駅伝シンポジウム開催!小山直城「出場した思い強かった」葛西潤「誰かのためにと走った」
第102回箱根駅伝まで約40日となった11月21日、大会の機運を高めるイベント「第102回箱根駅伝シンポジウム」が、都内で開催された。 今回のメインテーマは「世界を駆ける~箱根路が育む挑戦~」。昨年のパリ五輪、9月の東京 […]
2025.11.21
「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は11月2 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025