HOME 国内

2024.01.11

長野マラソンと今年初開催のふくい桜マラソンがJMCシリーズに加盟!ともにグレード3として実施
長野マラソンと今年初開催のふくい桜マラソンがJMCシリーズに加盟!ともにグレード3として実施

ふくい桜マラソンのスタート、フィニッシュ地点となる福井城跡

日本陸連は1月11日、今年3月31日に開催される「ふくい桜マラソン2024」と4月21日に開催の「第26回長野マラソン」が、ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(JMCシリーズ)のグレード3(G3)として加盟することを発表した。

ふくい桜マラソンは今年から行われる新しいマラソン大会。福井県は47都道府県のなかで唯一、フルマラソンが実施されていなかったことから、数年前から大迫傑(Nike)を大会プロデューサーとして迎え、大会の立ち上げに動き出していた。3月16日の北陸新幹線の開業にあわせるかたちで開催される。

大会コンセプトに「福井発の全国に誇れるとんがったフルマラソン」、「全都道府県で一番最後だけど一番新しい、新世代のフルマラソン」などを掲げ、コースは福井駅前をスタート・フィニッシュ地点とし、桜の名所として知られる坂井市の丸岡城などをめぐる平坦な走りやすいものとなっている。

広告の下にコンテンツが続きます

一方の長野マラソンは98年長野五輪を記念して99年からスタート。昨年は西研人(大阪ガス)が2時間10分01秒で優勝を飾り、堀尾謙介、山本憲二(マツダ)がMGCの出場権を獲得した。

JMCシリーズは選手強化やマラソンの活性化を図る仕組みとして21年に新設されたもので、1つの年度を「期」、2期分を「シリーズ」として2年間のシリーズ総合成績で争われ、ふくい桜、長野の両大会は第4期(2024年3月31日~2025年3月)に組み込まれる。

大会ごとにランク付け(グレード=G)され、記録と順位をポイント化した「パフォーマンスポイント」の2大会の合計得点=JMCポイントによって順位が決定する。

日本陸連は1月11日、今年3月31日に開催される「ふくい桜マラソン2024」と4月21日に開催の「第26回長野マラソン」が、ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(JMCシリーズ)のグレード3(G3)として加盟することを発表した。 ふくい桜マラソンは今年から行われる新しいマラソン大会。福井県は47都道府県のなかで唯一、フルマラソンが実施されていなかったことから、数年前から大迫傑(Nike)を大会プロデューサーとして迎え、大会の立ち上げに動き出していた。3月16日の北陸新幹線の開業にあわせるかたちで開催される。 大会コンセプトに「福井発の全国に誇れるとんがったフルマラソン」、「全都道府県で一番最後だけど一番新しい、新世代のフルマラソン」などを掲げ、コースは福井駅前をスタート・フィニッシュ地点とし、桜の名所として知られる坂井市の丸岡城などをめぐる平坦な走りやすいものとなっている。 一方の長野マラソンは98年長野五輪を記念して99年からスタート。昨年は西研人(大阪ガス)が2時間10分01秒で優勝を飾り、堀尾謙介、山本憲二(マツダ)がMGCの出場権を獲得した。 JMCシリーズは選手強化やマラソンの活性化を図る仕組みとして21年に新設されたもので、1つの年度を「期」、2期分を「シリーズ」として2年間のシリーズ総合成績で争われ、ふくい桜、長野の両大会は第4期(2024年3月31日~2025年3月)に組み込まれる。 大会ごとにランク付け(グレード=G)され、記録と順位をポイント化した「パフォーマンスポイント」の2大会の合計得点=JMCポイントによって順位が決定する。

JMC シリーズ加盟大会

グレードS(SG) <男子> 福岡国際マラソン 大阪マラソン 東京マラソン <女子> 大阪国際女子マラソン 名古屋ウィメンズマラソン グレード1(G1) <男子> 防府読売マラソン 別府大分毎日マラソン <女子> 東京マラソン グレード2(G2) <女子> 大阪マラソン グレード3(G3) <男子> 長野マラソン 北海道マラソン 延岡西日本マラソン ふくい桜マラソン <女子> 長野マラソン 北海道マラソン 防府読売マラソン ふくい桜マラソン

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.19

東京世界陸上がWAの定める「大会の持続可能性評価」で最高評価を獲得

12月18日、世界陸連(WA)は9月に開催された東京世界選手権が、WAの定める大会の持続可能性を評価する「Athletics for a Better World Standard」(ABW 基準)において、最高評価であ […]

NEWS 編集部コラム「42個目」

2025.12.19

編集部コラム「42個目」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 男子3000m障害元世界記録保持者のオブライエン氏が死去 1970年に8分22秒0

2025.12.19

男子3000m障害元世界記録保持者のオブライエン氏が死去 1970年に8分22秒0

1960~70年代に男子3000m障害で活躍したK.オブライエン氏(豪州)が死去した。78歳だった。 オブライエン氏は1968年メキシコ五輪の男子3000m障害で4位に入賞し、豪州の中長距離界を牽引した先駆的存在。豪州選 […]

NEWS ダンフィーとペレスがWA競歩ツアー年間優勝者 日本勢は山西利和の4位が最上位

2025.12.19

ダンフィーとペレスがWA競歩ツアー年間優勝者 日本勢は山西利和の4位が最上位

世界陸連(WA)は12月19日、2025年のWA競歩ツアー年間優勝者を発表し、男子はE.ダンフィー(カナダ)、女子は35km競歩の世界記録保持者であるM.ペレス(スペイン)が選ばれた。 男女ともに今季の東京世界選手権優勝 […]

NEWS 駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

2025.12.18

駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

第102回箱根駅伝で3年ぶりの総合優勝を狙う駒大が12月18日、オンラインで合同会見を行い、エントリー選手が出席した。 今季の駒大は4年生の4人が強力。それぞれ希望区間を問われると、主将の山川拓馬は2区と5区、伊藤蒼唯は […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top