HOME 高校

2023.12.24

佐久長聖、堂々の6年ぶり3度目の頂点!! 2時間1分00秒の大会新で13分台6人擁する力示す/全国高校駅伝
佐久長聖、堂々の6年ぶり3度目の頂点!! 2時間1分00秒の大会新で13分台6人擁する力示す/全国高校駅伝

3区で快走した佐久長聖の山口竣平

◇全国高校駅伝・男子第74回(12月24日/京都・たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km)

高校駅伝日本一を決める全国高校駅伝が行われ、男子は佐久長聖(長野)が2時間1分00秒の大会新、高校最高で6年ぶり3度目の優勝を果たした。

前回2位で10年連続入賞中の佐久長聖。前回は留学生を除いた高校最高(2時間1分57秒)を叩き出しているが、今回は5000m13分台を6人そろえた。

広告の下にコンテンツが続きます

1区は3000m障害の高校記録保持者・永原颯磨(3年)が区間4位で発進すると、タスキを受けた遠藤大成(3年)が区間5位で2位に順位を上げる。3区では山口竣平(3年)が快走。日本人区間歴代3位の23分21秒(区間3位/日本人トップ)でトップに立った。

続く佐々木哲(2年)が衝撃の走り。1kmを2分40秒で通過すると、8分14秒と51年ぶりの区間新記録を打ち立てた。その後は独走態勢となり、吉岡斗真(3年)、篠和真(2年)と難なくつないだ。

これまで上野裕一郎、佐藤悠基、大迫傑、吉岡大翔とタレントを輩出し続けてきた名門が、圧巻の継走で頂点に立った。

◇全国高校駅伝・男子第74回(12月24日/京都・たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km) 高校駅伝日本一を決める全国高校駅伝が行われ、男子は佐久長聖(長野)が2時間1分00秒の大会新、高校最高で6年ぶり3度目の優勝を果たした。 前回2位で10年連続入賞中の佐久長聖。前回は留学生を除いた高校最高(2時間1分57秒)を叩き出しているが、今回は5000m13分台を6人そろえた。 1区は3000m障害の高校記録保持者・永原颯磨(3年)が区間4位で発進すると、タスキを受けた遠藤大成(3年)が区間5位で2位に順位を上げる。3区では山口竣平(3年)が快走。日本人区間歴代3位の23分21秒(区間3位/日本人トップ)でトップに立った。 続く佐々木哲(2年)が衝撃の走り。1kmを2分40秒で通過すると、8分14秒と51年ぶりの区間新記録を打ち立てた。その後は独走態勢となり、吉岡斗真(3年)、篠和真(2年)と難なくつないだ。 これまで上野裕一郎、佐藤悠基、大迫傑、吉岡大翔とタレントを輩出し続けてきた名門が、圧巻の継走で頂点に立った。

都大路男子の佐久長聖Vメンバーをチェック

総合 2時間01分00秒=高校最高、大会新 1区 永原颯磨(3年) 29分05秒(区間4位) 2区 遠藤大成(3年) 8分20秒(区間5位) 3区 山口竣平(3年) 23分21秒(区間3位) 4区 濵口大和(2年) 23分17秒(区間3位) 5区 佐々木哲(2年) 8分14秒(区間1位)=区間新 6区 吉岡斗真(3年) 14分16秒(区間1位) 7区 篠和真(2年)  14分27秒(区間2位)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.25

正月の駅伝へ意気込み!GMO・嶋津雄大「勝ち抜いてニューイヤーを」東京国際大・菅野裕二郎「雰囲気良くトレーニングができている」

ミズノの新シューズ発表イベントが11月25日に行われ、嶋津雄大(GMOインターネットグループ)、髙久龍(ヤクルト)、東京国際大の菅野裕二郎(4年)と小柴裕士郎(2年)が出席した。 実業団勢はニューイヤー駅伝、東京国際大勢 […]

NEWS 2025年最も輝きを放ったCrystalAthleteは中島佑気ジョセフ!選手、ファン、メディア投票の「GetsurikuAwards2025」発表

2025.11.25

2025年最も輝きを放ったCrystalAthleteは中島佑気ジョセフ!選手、ファン、メディア投票の「GetsurikuAwards2025」発表

月陸Onlineが2022年に創設した「Getsuriku Awards」。選手やファン、メディアからの投票によって、そのシーズンで『最も輝きを放った選手=Crystal Athlete』として表彰しています。 期間内に […]

NEWS 大学女子駅伝2冠へ!城西大の主将・金子陽向「10年間の集大成の走りを」本間香「優勝へ区間賞・区間新を」

2025.11.25

大学女子駅伝2冠へ!城西大の主将・金子陽向「10年間の集大成の走りを」本間香「優勝へ区間賞・区間新を」

ミズノの新シューズ発表イベントが11月25日に行われ、10月の全日本大学女子駅伝で優勝した城西大の主将・金子陽向(4年)と本間香(1年)が参加した。 1区区間新で優勝への流れを作った本間と、アンカーとして1分以上の差を跳 […]

NEWS 日本選手権混成競技は6月6日、7日 木南記念は5月10日開催 2026年競技日程の一部が発表

2025.11.25

日本選手権混成競技は6月6日、7日 木南記念は5月10日開催 2026年競技日程の一部が発表

日本陸連は、ホームページで2026年度の主催競技会日程の一部を発表した。 日本選手権混成競技(岐阜・長良川)は6月6日、7日の両日に開催されることが新たに判明した。日本選手権(愛知・瑞穂)はすでに6月12日~14日に行わ […]

NEWS 日本陸連バーチャルミュージアム11月29日“開館” 100周年記念としてWeb上で情報、歴史、記録の「デジタル博物館」

2025.11.25

日本陸連バーチャルミュージアム11月29日“開館” 100周年記念としてWeb上で情報、歴史、記録の「デジタル博物館」

日本陸連は11月25日、創立100周年記念プロジェクトとして、11月29日にバーチャルミュージアムを“開館”すると発表した。 バーチャルミュージアムは、日本陸連のホームページからアクセスできるWEB上のミュージアム。陸上 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top