HOME 高校

2023.12.24

神村学園5年ぶりV!5区・カロラインが1分20秒差を大逆転で制す/全国高校駅伝
神村学園5年ぶりV!5区・カロラインが1分20秒差を大逆転で制す/全国高校駅伝

トップでフィニッシュテープを切った神村学園・カロライン

神村学園Vメンバー
1区 瀬戸口凜(1年) 19分50秒(区間13位)
2区 野口紗喜音(1年)13分27秒(区間14位)
3区 黒神璃菜(2年) 9分51秒(区間3位)
4区 小倉陽菜(2年) 9分30秒(区間3位)
5区 カリバ・カロライン(3年) 14分50秒(区間1位)

◇全国高校駅伝・女子第35回(12月24日/京都・たけびしスタジアム京都発着:5区間21.0975km) 高校駅伝日本一を決める全国高校駅伝が行われ、女子は神村学園(鹿児島)が1時間7分28秒で優勝。5年ぶり2度目の頂点となった。 1区は立命館宇治(京都)の山本釉未(3年)と大分東明(大分)の奥本菜瑠海(3年)が大きく抜け出すと、ラストスパート合戦で奥本が制し、1区間賞を獲得。仙台育英(宮城)が3位中継し、神村学園は13位でタスキをつないだ。 2区では500mで立命館宇治がトップに立ったが、仙台育英のデイシー・ジェロップ(2年)が爆走を見せ、1.7km手前で立命館宇治をかわす。ジェロップは12分40秒の区間賞で、逆に37秒差をつけた。 3区の長岡みさき(2年)も快走してトップで中継所に飛び込む。立命館宇治・芦田和佳(1年)が1秒縮めて36秒差で続く。神村学園がトップから1分18秒差の8位中継だった。 4区も仙台育英がトップを守るも、後方ではカリバ・カロライン(3年)が控える神村学園・小倉陽菜(2年)順位を上げる。 2年ぶりV狙う仙台育英が4区トップ中継。だが、立命館宇治が30秒差で2位に入る。その後は大混戦。神村学院が1分20秒差で3位に浮上。銀河学院(中国・広島)、連覇狙う長野東が続いた。 インターハイ1500m、3000m2冠の神村学園・カロライン。留学生ながら主将を務めるカロラインはグングンと前を追うと、残り100mで仙台育英をかわし、圧巻の大逆転優勝を果たした。

神村学園Vメンバー 1区 瀬戸口凜(1年) 19分50秒(区間13位) 2区 野口紗喜音(1年)13分27秒(区間14位) 3区 黒神璃菜(2年) 9分51秒(区間3位) 4区 小倉陽菜(2年) 9分30秒(区間3位) 5区 カリバ・カロライン(3年) 14分50秒(区間1位)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.11

十種競技アジア銅の奥田啓祐が3大会Vなるか 七種競技は熱田心が連覇狙う/日本選手権混成

◇第109回日本選手権混成競技(7月12、13日/岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場) 男子十種競技と女子七種競技のナンバーワンを決める日本選手権・混成競技が今週末に開催される。会場は前回同様・岐阜。走・跳・投の総 […]

NEWS 【男子110mH】合志侑乃輔(京教大京都中)13秒71=中学歴代4位

2025.07.10

【男子110mH】合志侑乃輔(京教大京都中)13秒71=中学歴代4位

男子110mH 中学歴代10傑をチェック! ●中学男子110mH歴代10傑(中学規格) 13.50 -1.2 髙城昊紀(宮崎西高附3宮崎) 2023. 8.25 13.51 0.4 岩本咲真(八屋3福岡) 2022. 8 […]

NEWS ニューバランスが新作ランニングシューズや新キャンペーンなどを発表!さまざまなイベントも実施予定!

2025.07.10

ニューバランスが新作ランニングシューズや新キャンペーンなどを発表!さまざまなイベントも実施予定!

ニューバランスは7月10日、新ランニングシューズおよび新グローバルキャンペーン“Run your way”発表会を都内で開いた。 イベントでは、マーケティング担当より今後のイベント展開や、2025年のグローバルキャンペー […]

NEWS 東京世界陸上ランキング更新 200m西裕大、3000m障害青木涼真、100mH中島ひとみ浮上 5000m山本有真が厳しく

2025.07.10

東京世界陸上ランキング更新 200m西裕大、3000m障害青木涼真、100mH中島ひとみ浮上 5000m山本有真が厳しく

東京世界選手権の出場資格を示す世界陸連のランキング「Road to Tokyo25」が更新され、日本選手権の結果が反映されて日本人選手にも順位変動があった。 今後、内定者がいる種目を除き、日本選手権3位以内に入った選手が […]

NEWS 世界陸上代表の田中希実「世界の上の層に食らいつきたい」ランナーたちへ“旅”のススメ

2025.07.10

世界陸上代表の田中希実「世界の上の層に食らいつきたい」ランナーたちへ“旅”のススメ

ニューバランスは7月10日、新ランニングシューズおよび新グローバルキャンペーン“Run your way”発表会を都内で開き、契約アスリートである田中希実(New Balance)が合宿先からオンラインで参加した。 女子 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top