HOME 大学

2023.12.16

日本女子競歩のホープ・柳井綾音「パリ五輪で入賞できる力をつけたい」23年は「自分を冷静にコントロールできるようになった」ことで飛躍
日本女子競歩のホープ・柳井綾音「パリ五輪で入賞できる力をつけたい」23年は「自分を冷静にコントロールできるようになった」ことで飛躍

23年日本学生新記録章を受章した柳井綾音(立命大)

日本学連は12月16日、2023年日本学生新記録章贈与式を都内で開催し、6月10日の女子10000m競歩で44分27秒72の日本学生新をマークした柳井綾音(立命大2)が出席した。

昨年はU20世界選手権10000m競歩で銅メダル、23年は20km競歩でワールドユニバーシティゲームズ6位、ブダペスト世界陸上出場(30位)など、世界に挑戦する1年だった。

広告の下にコンテンツが続きます

福岡・北九州市立高の先輩で、19年ドーハ7位、22年オレゴン6位と世界陸上2大会連続入賞の藤井菜々子(エディオン)の背中を追って、柳井もインターハイ優勝など実績を残している。

高校時代から「走りが速くなれば、競歩も速くなる」という取り組みを継続し、大学女子駅伝屈指のチームで駅伝メンバー入りするほどの走力が武器。そんな柳井に、今年の振り返りと、2024年や今後への想いを聞いた。

―2023年を振り返っての感想は?

柳井 2022年の富士山女子駅伝で悔しい思い(1区24位)をしましたが、2023年はその悔しさが力に変わりました。100%満足のいく結果が出たわけではないですが、80%ぐらいは目標とした結果を残せたのではないかなと思っています。

23年は、当初は世界陸上までは考えていなくて、ワールドユニバーシティゲームズ出場が目標でした。その中で、3月の全日本競歩能美大会で自分の思っている以上の力を出すことができました(日本歴代9位、学生歴代2位の1時間30分58秒で優勝)。そこで、成長できたのかなと感じることができました。

―特に成長できと感じる点は?

柳井 練習量は増やしていくことができたという面と、競技に対する考え方は成長でいているかなと思っています。また、1回生の時に比べると、さまざまなことを冷静に判断できるようになりました。

やっぱり1回生の時は、自己管理がなかなかうまくいかなかった面があったんですけど、 だいぶ自分をコントロールできるようになったと感じています。最近になってなんですけど(笑)。

―ワールドユニバーシティゲームズは6位、ブダペスト世界陸上は30位でした。「世界」をどのよう感じましたか?

柳井 やっぱり、世界は本気で戦いに行かないと、戦えない場所だと思わされました。特に世界陸上では、不安要素がたくさんあったことで、消極的なレースになってしまった。だからこそ、今は世界を目指すからには、本気で目指したいと思えるようになりました。

―2024年やその先の目標は?

柳井 まずは、2月の日本選手権でパリ五輪の内定を取ることが目標です。それを達成して、パリでは入賞できるレベルまで力をつけていきたい。パリ五輪を常に頭に入れて取り組みたいと思っています。

また、学生最後の年になる2025年には、東京で世界陸上があります。大学1年の時から、東京世界陸上を目標にやってきているので、絶対に結果を出すという気持ちです。そのために、20kmはもちろんどの距離でも学生記録を更新していきたいですね。

日本学連は12月16日、2023年日本学生新記録章贈与式を都内で開催し、6月10日の女子10000m競歩で44分27秒72の日本学生新をマークした柳井綾音(立命大2)が出席した。 昨年はU20世界選手権10000m競歩で銅メダル、23年は20km競歩でワールドユニバーシティゲームズ6位、ブダペスト世界陸上出場(30位)など、世界に挑戦する1年だった。 福岡・北九州市立高の先輩で、19年ドーハ7位、22年オレゴン6位と世界陸上2大会連続入賞の藤井菜々子(エディオン)の背中を追って、柳井もインターハイ優勝など実績を残している。 高校時代から「走りが速くなれば、競歩も速くなる」という取り組みを継続し、大学女子駅伝屈指のチームで駅伝メンバー入りするほどの走力が武器。そんな柳井に、今年の振り返りと、2024年や今後への想いを聞いた。 ―2023年を振り返っての感想は? 柳井 2022年の富士山女子駅伝で悔しい思い(1区24位)をしましたが、2023年はその悔しさが力に変わりました。100%満足のいく結果が出たわけではないですが、80%ぐらいは目標とした結果を残せたのではないかなと思っています。 23年は、当初は世界陸上までは考えていなくて、ワールドユニバーシティゲームズ出場が目標でした。その中で、3月の全日本競歩能美大会で自分の思っている以上の力を出すことができました(日本歴代9位、学生歴代2位の1時間30分58秒で優勝)。そこで、成長できたのかなと感じることができました。 ―特に成長できと感じる点は? 柳井 練習量は増やしていくことができたという面と、競技に対する考え方は成長でいているかなと思っています。また、1回生の時に比べると、さまざまなことを冷静に判断できるようになりました。 やっぱり1回生の時は、自己管理がなかなかうまくいかなかった面があったんですけど、 だいぶ自分をコントロールできるようになったと感じています。最近になってなんですけど(笑)。 ―ワールドユニバーシティゲームズは6位、ブダペスト世界陸上は30位でした。「世界」をどのよう感じましたか? 柳井 やっぱり、世界は本気で戦いに行かないと、戦えない場所だと思わされました。特に世界陸上では、不安要素がたくさんあったことで、消極的なレースになってしまった。だからこそ、今は世界を目指すからには、本気で目指したいと思えるようになりました。 ―2024年やその先の目標は? 柳井 まずは、2月の日本選手権でパリ五輪の内定を取ることが目標です。それを達成して、パリでは入賞できるレベルまで力をつけていきたい。パリ五輪を常に頭に入れて取り組みたいと思っています。 また、学生最後の年になる2025年には、東京で世界陸上があります。大学1年の時から、東京世界陸上を目標にやってきているので、絶対に結果を出すという気持ちです。そのために、20kmはもちろんどの距離でも学生記録を更新していきたいですね。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.02.25

Onからブランド史上初となる3層構造のCloudTec®を採用した新作モデル「Cloudmonster 3」が登場!

スイスのスポーツブランド「On (オン) 」およびオン・ジャパンは2月25日、ブランド史上初となる3層構造のCloudTec®を採用した新作モデル「Cloudmonster 3 (クラウドモンス ター 3) 」を2月26 […]

NEWS アディダスが「東京マラソンEXPO 2026」で最新ADIZEROシューズを公開、ADIZERO PRO EVOシリーズを先行体験・先着販売も実施

2026.02.25

アディダスが「東京マラソンEXPO 2026」で最新ADIZEROシューズを公開、ADIZERO PRO EVOシリーズを先行体験・先着販売も実施

アディダス ジャパンは、1秒でも速いベストタイムを目指して走るランナーのため、日本で開発されたランニングシリーズ「アディゼロ」の最新イノベーションを『東京マラソンEXPO 2026』のアディダスブースにて公開することを発 […]

NEWS ALTRAのロードランニングシューズ2モデルが2⽉27⽇より同時発売!

2026.02.25

ALTRAのロードランニングシューズ2モデルが2⽉27⽇より同時発売!

⾃然な⾛りを追求するフットウェアブランド ALTRA(アルトラ)は、独⾃の4㎜ドロップ構造を採⽤した「EXPERIENCE(エクスペリエンス)」シリーズの最新作となるロードランニングシューズ『EXPERIENCE FLO […]

NEWS WAコンチネンタルツアー・ゴールドの日程が決定 東京・セイコーGGPのほかブラジルでも初開催

2026.02.25

WAコンチネンタルツアー・ゴールドの日程が決定 東京・セイコーGGPのほかブラジルでも初開催

世界陸連(WA)は、2026年の大会日程を更新し、WAコンチネンタルツアー・ゴールドの日程を掲載した。現時点で12大会の実施が予定されている。 コンチネンタルツアーはWAが公認する陸上競技シリーズで、WA主催のダイヤモン […]

NEWS WA室内ツアー優勝者が決定! 男子60mはブレイクが初V 優勝者は1万ドル、世界室内出場権獲得

2026.02.25

WA室内ツアー優勝者が決定! 男子60mはブレイクが初V 優勝者は1万ドル、世界室内出場権獲得

世界陸連(WA)室内ツアー・ゴールドの全日程が終了し、各種目のツアー優勝者が決まった。室内ツアーは隔年で対象種目が変わり、今年は男子が60m、800m、棒高跳、三段跳、砲丸投、女子が400m、1500m、60mH、走高跳 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年3月号 (2月14日発売)

2026年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
大阪国際女子マラソン
矢田みくにインタビュー
追跡箱根駅伝

page top