2023.11.11
過去最高順位を目標に―。アディダス ジャパンによるメディア向けイベントが10日に東京都内で開催され、昨年から同社のサポートを受けている國學院大から前田康弘監督、平林清澄(3年)、上原琉翔(2年)がトークセッションに登場し、2ヵ月後に迫った第100回箱根駅伝に向けて意気込みなどを語った。
前回の箱根駅伝では主力の故障などもありながら総合4位。前田監督は「箱根の借りは箱根で返す。チームとして過去最高の総合3位を上回り、紫のチーム(駒大)をしっかり追いかけたい」と気合の入ったコメントを残した。
今月5日の全日本大学駅伝では各校のエース級が集まる7区で区間賞を獲得し、チームの大黒柱でもある平林は「今回もエース区間で他大学のエースと勝負したい。集大成の箱根で勝ち、笑顔で終わりたい」。前回は1年生ながら7区を走った上原は「今回は往路の舞台で戦い、区間賞を目標にがんばりたい」と話した。
今季の國學院大は出雲駅伝が4位、全日本大学駅伝が3位ではあるが、決して満足はしていない。充実した布陣を擁して2季連続で学生駅伝3冠を狙う駒大が強い。ただ、あきらめるわけではなく、〝全員駅伝〟で三大駅伝表彰台、そしてその先の〝てっぺん〟を見据え、選手も監督も闘志を燃やしている。
イベントでは駅伝シーズンに向けたウエアやシューズの新モデル「ADIZERO EKIDEN COLLECTION」を発表。平林はレース時に「Adizero Takumi Sen 9」のシューズを使用しており、「自分の足の感覚を大切にしている。接地の感覚や、走る時に反発に頼りすぎずに自分の力を使って走れるところが気に入っています」。上原は「Adizero Adios Pro 3」がマイシューズ。柔らかさがお気に入りで「反発もあって、楽にスピードに乗れる」と製品の特長をアピールした。
「ADIZERO EKIDEN COLLECTION」は12月1日より順次発売する。
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