2023.10.27
10月24日、世界陸連(WA)アスリート委員会は新体制での初の会合を開催し、女子砲丸投で活躍したV.アダムス(ニュージーランド)を委員長に決定した。副委員長には男子3000m障害のM.ヒューズ(カナダ)が就任する。
WAアスリート委員会はアスリートの立場から競技会や陸上競技の発展を進める役割を担い、最大18名の委員で構成される。任期は1期4年。世界選手権の開催期間中に参加選手によって委員の選考投票が行われ、昨年には男子競歩の山西利和(愛知製鋼)が当選している。
今回開催された委員会には投票で当選した12人に加えて、WAの推薦により6名のアスリートが委員に選ばれ、男子100mで東京五輪6位で、9秒83のアジア記録を持つ蘇炳添(中国)も選出された。
委員長となったアダムスは08年北京・12年ロンドン五輪の金メダリスト。世界選手権でも4度金メダルを獲得している。アダムスとヒューズはWA評議会に投票権を持つメンバーとして加わることになる。
アスリート委員会メンバー(括弧内は任期)
投票による選出
V.アダムス(ニュージーランド) 委員長(2023~2027)
M.ヒューズ(カナダ)副委員長(2022~2025)
L.デ・ウィッテ(オランダ)(2022~2025)
D.ガルシア・カレラ(スペイン)(2023~2027)
A.ジェミリ(英国)(2023~2027)
I.ラロヴァ・コリオ(ブルガリア)(2022~2025)
R.ラヴィレニ(フランス)ジャンプ(2023~2027)
A.プラウト・レール(ジャマイカ)(2023~2027)
A.リジコワ(ウクライナ)(2022~2025)
L.シュプルンガー(スイス)(2022~2025)
J.トッド(米国)ジャンプ(2023~2027)
山西利和(日本・愛知製鋼)(2022~2025)
推薦による任命
P.ボニーリャ(エクアドル)2023~2027)
M.C.チェイワ(ケニア)(2023~2027)
G.キアラヴィリオ(アルゼンチン)(2023~2027)
H.フレイン(豪州)(2023~2027)
H.ナカーイ(ウガンダ)(2023~2027)
蘇炳添(中国)(2023~2027)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.04.29
-
2025.04.29
-
2025.04.29
-
2025.04.29
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
2025.04.28
100mH田中佑美が国内初戦「ここから毎週のように緊張する」/織田記念
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.29
“ラストシーズン”の寺田明日香「意外と走れた」決勝6位も予選で12秒台マーク/織田記念
◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子100mハードルは中島ひとみ(長谷川体育施設)が自己新となる12秒93(+1.8)で優勝した。 東京五輪代表で元 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)